夢主義社会トップへ 無責任な経営者の責任は問えない?   2009年07月09日  戻る

JR福知山線脱線事故で、JR西日本社長が業務上過失致死傷罪で在宅起訴されたそうです。
山崎社長は、技術者の立場として、安全確保に頑張ってきた人ではないのでしょうか?
これに対して、他の旧経営陣は、安全よりも利益最優先で進めて来ました。

考慮が足りなかったとは言え、安全確保に頑張ってきた人を起訴して、
安全確保を疎かにした旧経営陣を起訴しないというのは、理不尽な対応です。

検察は、どこに目を付けているのか?
逆に、検察の体質も、責任を問われそうな事は、部下に押し付けているのでは?
今の社会では、部下に責任を背負わせて、上司がのほほんとしているケースが多いようです。

経営者は、毎日、ゴルフや飲み会の事しか頭に有りません。
現場の事は、頭にありません。
現場の事を知らないので、現場での問題点について責任を問われません。

現場の事を知らない経営者に、刑事責任を問うのは無理があると思いますが、そもそも、そういう経営者に高い報酬を与える事が問題だと思います。

経営者とは「労せず高い報酬を得ている軽蔑すべき人間」と心得るべきです。
経営者の責任は、民事裁判で、自己資産を全額没収すべきだと思います。

【昔々のお話】
家臣「殿、年貢を集めてきました。談合、詐欺、脅迫、窃盗、殺人等色々頑張って見ました。」
殿様「どんな金でも、金は金じゃ! 余は苦しゅうないぞ!」
家臣「ははっ、有り難きお言葉」
殿様「じゃが、あくまでも、自己責任じゃからの! 余は関知せぬぞ!」
家臣「はっ、承知仕りております」

<余談>
夢主義社会」では、地位・名誉に対する報酬はありません。