夢主義社会トップへ 裁判員の役割は刑法改正です   2009年08月06日  戻る

裁判が終わると、裁判員の任務が終了したような雰囲気がありますが、
本当の裁判員制度の目的は、刑法改正です。
裁判の流れを体験する中で、現在の裁判制度や刑法の問題点を洗い出して、刑法改正に結びつけるのが、本来の目的です。

是非、裁判員を経験された方々は、刑法改正に向けて活動を開始してほしいと思います。

現在の刑法は、犯罪者の更生を目的にしているようです。
犯罪者を刑務所で更生させて、社会に復帰させる事を基本に考えています。
このために、安易に社会復帰し、再度、犯罪に至る事が多いようです。
逆に「更生が不可能な場合は、死刑」という論理になります。

また、犯罪者の更生を目的にしているために、加害者の権利が重視され、被害者の権利が軽視されています。
何とも不条理・理不尽な刑法です。
犯罪者の更生を目的にした刑法は、見直す必要があります。

私は、死刑や懲役刑に反対です。
犯罪者を死刑や懲役刑にしても、被害者も社会全体としても、何の価値もありません。

人間は、使い方次第で、いくらでも社会の役に立ちます。
少なくとも、今の技術レベルでは、人間より優秀なロボットを作ることはできません。
しっかりとした監視体制の下で、強制労働に従事してもらえば、労働不足解消に役立ちます。

受刑者に、長々と、刑務所で無意味な更生プログラムを受けさせるのはもったいない事です。
また、更生ができないという理由で死刑にするのは、さらに、もったいない事です。
これは、犯罪者の更生を目的にした今の制度に問題があります。
更生よりも、賠償を第一に考え、一生涯を掛けて償ってもらう制度に変えるべきです。

一度犯した罪は、一生背負って生きていくべきです。
更生期間を終えたらからと言って、一般社会に復帰させるのは、たいへん危険です。
犯罪者を一般社会に復帰させずに、生涯しっかり重労働してもらうための制度が必要です。

死刑や懲役刑に代えて、
・臓器提供の刑
・強制労働の刑
というのは如何でしょうか?

夢主義社会」に、刑務所はありません。
夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。