夢主義社会トップへ 自殺予防デー:企業を殺人罪に問うべき!   2009年09月10日  戻る

本日は、自殺予防デーだそうです。
自殺にも色々なケースがありますが、
会社の中でのトラブルで自殺した場合には、企業を殺人罪に問うべきだと思います。

人は一人では生きられません。
お互いに干渉しながら生きています。
自分の意思で行動しているようで、実は大きな組織の中の単なる歯車として、動かされていることが多いようです。
その中で自殺をした人がいたならば、それは見方によっては、組織による殺人と考えられます。

矛盾を多く含んだ会社組織の中では、様々な問題(歪)が生じています。
その歪は、社長から部長→課長→一般社員へとしわ寄せされます。
その歪を多く取り込んだ社員が自殺しているのだと思います。
その歪は、労働時間よりも、精神的な圧迫の方が問題のように思えます。

そして、自殺者を出した一番の責任はその上司にあります。
一般社員が自殺したならば、課長に責任があり、課長が自殺したならば、部長に責任があります。
逆に、もし、多くの問題(歪)を、部長や課長自身が取り込んだならば、今度は、部長や課長自身が自殺することになったでしょう。
つまり、自分が自殺したくないので、部長→課長→一般社員へとしわ寄せしているということです。

俗語では「やらなきゃ、やられる」ということです。

こうして、会社組織(特に大きな会社組織)の中では、様々な問題(歪)を部下にしわ寄せすることで、上司は生き延び出世することができます。

競争社会の中では、相手を思いやる余裕は無いのでしょう。
逆に、相手の弱点を探り、相手の隙をついて奪う、陥れる事で、勝利を得る事ができます。
資本主義社会では、お金儲けが目的であるために、悪意での競争が増加し易いのです。
「きれい事言ってたんじゃ、やっていけない」という感じで欲望が渦巻いています。

そこで、お金を廃止して、夢を競う社会を考えます。
夢とは、人類の未来を願う行為です。
報酬は、次の夢に挑戦できる権利です。

夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。