多くの国民は、民主党のマニフェストに一票を入れた訳ではありません。 自民党政権に不満を感じて、民主党に一票を入れただけでしょう。 民主党は、改めて、マニフェストの個々の政策について、国民に賛否を確認すべきです。 そうしなければ、早々に国民は、民主党から離れて行くでしょう。 少なくとも郵政民営化については、4年前の衆院選挙において、「郵政民営化に賛成か反対か」を明確に国民に問い掛けました。 そして、国民は、郵政民営化に賛成しました。 今回の選挙では、郵政民営化に対する賛否を明確に問い掛けていません。 この状況で、民主党が勝手に郵政民営化反対の動きに出たならば、国民への反逆という事になります。 一つの政党のマニフェストの中には、様々なことが書かれています。 賛成できる公約、賛成できない公約、色々な公約が「抱き合わせ販売」という感じです。 ※「抱き合わせ販売」は、公正取引法違反だったような? 「民主党が政権を取ったのだから、民主党の好き勝手にやる」という勝手な理屈で、国民の意思を確認せずに一方的に進めると、国民の反感を買う事になるでしょう。 <真のマニフェスト選挙> 私は、全ての政策について、個々に、国民に賛否を問う選挙にすべきだと考えます。 代表者を選ぶ現在の選挙制度を廃止して、個々の政策に一票を投じる選挙にすべきです。 これこそが、真の「マニフェスト選挙」です。 各政党のマニフェストに記載された個々の政策に対して、国民投票を行います。 国民投票で承認された政策について、各政党は進めて良いことにします。 代表者を選ぶ現在の選挙制度を廃止するということは、国会議員を廃止することになります。 各政党はボランティア団体として存在し、様々な政策を提案します。 国民投票で承認された政策についてのみ、予算が付けられ、実施できます。 「夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。 |