欲望は自分のため、夢は人類の未来のため 2009年09月23日
人は、長く生きても、百年程度です。 その間に、個人的に、どんなに楽しい思いをしても、人類の未来には、関係ありません。 目先、誰かが、お金や権力を得ても、その事は、人類の未来に関係ありません。 むしろ、お金や権力を、私利私欲のために使ったならば、人類の未来には、マイナスになります。 「お金や権力がほしい」、「楽しい思いをしたい」、というのは、人類の未来と関係のない欲望です。 欲望は、自分のためです。 そして、その自分は何れ年老いて死にます。 欲望は、自分が生きている間に実現しなければ価値がありません。 自分の欲望を実現するために、手段を選ばず、周りの人を犠牲にし、 さらには、人類の未来をも犠牲にして、達成しようとします。 その人が死んだ後、残るのは、犠牲になった人たちと、犠牲になった人類の未来です。 最近の、金融危機や地球温暖化も、欲望に後押しされた自己中心的な経済活動の結果です。 逆に、生きている間に、「人類の未来に役立つ行動」をしたならば、 その行動は、価値あるものとして、人類が存続する限り、永遠に生き続けます。 「人類の未来に役立つ行動」、これが、本来の夢です。 人類の未来にゴールがなく、永遠に続くように、夢にゴールはありません。 まずは、夢に向かって一歩、歩き出すことが大切です。 「夢に向かっての一歩」、それが、「人類の未来に役立つ行動」です。 人は一人ではありません。 その夢が、真に人類の未来に役立つ行動であるならば、自分で夢を叶える事ができなくても、きっとだれかが、その夢を引き継いでくれます。 ですから、自分が生きている間に、夢を叶える必要はありません。 大切なことは、夢に向かって一歩、今、自分にできることを行えば良いのです。 「夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。 |