夢主義社会トップへ 民主主義に権力者は不要   2010年03月21日  戻る

民主主義に、小沢幹事長のような権力者は不要です。
小沢幹事長が辞任すれば、民主党は支持率回復です。

でも、小沢幹事長の地元では、小沢幹事長に期待する人が多いのでしょう。
どんなに汚いお金でも、それが地元に流れてくるとなると、有権者は正しい選択ができなくなります。

実は、昨年の衆院選挙で、民主党が大勝利を収めたのは、
2つの相反する支持層の、両方の票をうまく手にしたからです。
■民主党にクリーンな政治を期待する層
 ※小沢氏は、この層の前には出ませんでした。
■従来からの汚いお金のバラ撒きを期待する層
 ※小沢氏は、この層に対して重点的に働き掛けました。

民主党は、2つの顔をうまく使い分けて、大勝利を収めたのです。

今回、特捜部は、政治と金の真実を社会に知らせてくれました。
「政治と金」の問題、「政治家は怪しい」という事です。
この真実を元に、国民が選挙で正しい判断をする事が、国民による裁判と言えます。
議員を裁くのは、国民なのです。
法律では時候がありますが、国民の裁きには時候がありません。

<補足1>
そもそも、民主主義に権力者は不要なのです。
民主党の小沢氏は、
・国民の側に立った政治を実現する
・議会制民主主義を日本に定着させる
等と言っていました。
でも、民主主義での主権は、国民にあります。
国会議員は、国民の声を代弁するだけです。
ですから、総理大臣を筆頭に、国会議員は偉くありません。
偉いのは、国民一人一人です。
従って、小沢氏のように、大きな力を持った人は不要なのです。

にも関わらず、国民は、選挙で、
・権力のありそうな人
・偉そうな人
・頼りになりそうな人
を選びたがります。

この発想は、「殿様」を選ぼうとしているようなものです。
「殿様」を選ぶという事は、「封建社会」という事です。
企業献金は、この「殿様」に対する、貢ぎ物なのです。

民主主義では、全ての人は、自由で平等です。
権力者は不要です。存在してはならないのです。
権力者は、民主主義を脅かす存在です。
行政は、「まじめにコツコツ、地道に細々」が基本です。

<補足2>
政府に期待しなくても、日本には、世界に誇れる物作りの企業が多く在ります。
その頑張っている企業に対して、規制強化で邪魔をするのが政府です。
今回の金融危機の一因は、日本が規制緩和から規制強化に戻った事にあります。
政府は、何もしない方が良いのです。
そして、小さな政府を目指すべきです。

政府が行うべきは、国民の最低限の生活を守る事です。
そのためには、共産党程度で充分でしょう。

夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。