夢主義社会トップへ NPO活動よりも、政治を動かす   2010年04月01日  戻る

寄付金を充分に集められず、苦慮しているNPOが多いようです。

私が思うには、いきなり、お金が掛かる活動を行うのではなく、
まずは、賛同・協力してくれる人集めから行うべきでしょう。
インターネット等を利用して、仲間を集めるのも良いでしょう。
そして、必要な寄付金が集まる目処が立ったところで、
NPO活動をスタートすべきです。

社会のためにNPO活動を行いたいと言う意気込みは良いのですが、
残念ながら、今の社会は、先立つものはお金です。

本来、社会に必要な活動は、行政が行うべきです。
そのために、国民は、税金を納めています。
別途、寄付金を集める必要はありません。
最初は、NPO活動で始めても、何れは、行政サービスに取り入れてもらうべきです。
NPO活動は、行政サービスになるまでの、一時的な活動と考えるべきです。

NPO活動ではなく、政府に働き掛ける活動を行えば、お金は不要です。
本来、国民一人一人が、政治に関心を持ち、政治に意見を言う姿勢が大切です。
場合によっては、自分が議員になっても良いでしょう。
それが、真の民主主義です。

また、寄付金を出せる余裕がある企業や個人は、本来、税金として収めるべきです。
早い話が、増税すれば良いということになります。
所得税・法人税・贈与税・相続税等を増税すれば良いです。

<余談>
逆に、お金を廃止してしまえば、お金で苦慮する必要は無くなります。

今の社会では、何をするにも先立つものはお金であり、お金がないと何も始められません。
お金が無いと、通常の生活さえも維持することができません。
どんなに素晴らしい夢を持っていても、その夢に向けて歩き始めることができません。
逆に、夢を持っていなくても、要領よく振舞えば、お金を手にすることができます。
むしろ、夢や理性を捨てた方が、多くのお金を手にすることができるようです。
また、大きな夢を持って歩いている人も、多くのお金を手にした途端に、自分本来の夢を忘れ、お金儲けが自分の夢であるかのように錯覚し、暴走してしまいます。
お金は、人間の欲望が作り出した悪魔なのかもしれません。

そんなお金を無くして、本来の人間の目的である夢に向かって歩ける社会が、「夢主義社会」です。

私の案を本「夢主義社会」にまとめました。
従来の発想を180度覆す大胆な案(非常識な案、極端な案)を並べて見ました。
私の本を叩き台にして、皆様が新しい社会構造を考えるきっかけになれば、幸いです。