夢主義社会トップへ 犯罪増加も自殺増加も、元気を追求した反動   2010年06月22日  戻る

今の日本に元気が無いのは、政府が無闇にお金をばら撒いたからです。
無闇にお金をばら撒いた結果、消費は増えず、財政赤字は増えます。
ばら撒かれたお金は、貯蓄に回ります。
子供手当も、多くの家庭では、貯蓄に回したようです。

民主党のキャッチフレーズは「元気な日本を復活させる」だそうです。
この「元気」に拘る政策が問題なのです。
「元気な日本」よりも「健康な日本」を目指すべきです。
健康な体質になれば、自ずと元気が出てきます。

無闇に元気を追求すると、格差が拡大します。
ばら撒かれたお金を要領よく手にできた人は、良いのですが、
お金を手にできなかった人は犯罪に走ったり、自殺に向かったりします。
犯罪増加も、自殺増加も、元気を追求した反動なのです。

菅内閣では、第三の道と称していますが、結局、ばら撒きです。
第一の道は、公共事業にお金をばら撒く、
第三の道は、社会保障にお金をばら撒く、
結局は、財政赤字が増えるだけです。

第二の道(小泉改革)は、「小さな政府」を目指し、健康な体質を目指しました。

政治に求められるのは、まじめにコツコツ、地道にコツコツです。
行政の無駄を無くして、「小さな政府」を目指すべきです。
「小さな政府」が健康な体質です。
健康な体質になれば、自ずと元気が出てきます。

財政健全化のためには、議員のお金を断つ事です。
まず、政党助成金を廃止すべきです。
さらに、議員の報酬を大幅に削減すべきです。
その上で、官僚の報酬を削減すべきです。
最初に、議員自身が痛みを伴わなければ、周りは付いて来ないでしょう。

そもそも、議員はボランティアであるべきです。
ボランティアで生活に困る場合は、生活保護を受ければ良いです。
本来、議員の報酬は、国民からの感謝の気持ちだけで充分です。
そう思えない人は、議員としての資格がありません。

議員に高い報酬を与えるから、お金欲しさに議員になる人が出てきます。
そして、政治とカネの問題を引き起こします。

共産党は、政党助成金を受け取っていないそうです。立派です。
財政健全化をできる政党は、共産党だけのようです。

夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。