夢主義社会トップへ 戦争で荒廃!→資本主義で荒廃!   2010年06月23日  戻る

昔は、戦争で勝つ事で、豊かになれると考えられていました。
確かに、初期の頃は、戦争で勝った国は、豊かでした。
でも、その豊かさは、一時的なものでした。

何れは、他の国に滅ぼされたり、
軍事に力を注ぎ込む間に、庶民の暮らしが苦しくなり、自滅した場合もあります。

現在の資本主義での豊かさも、戦争と同じに見えます。
資本主義社会での競争に勝つ事で、豊かになれます。
でも、この豊かさは、一時的なものです。

競争に負ければ、破綻です。
また、競争に勝つために、多くの人たちを犠牲にしています。
・格差の拡大
・巨額の財政赤字
・マネーの暴走(サブプライム問題)
・大気汚染・土壌汚染による公害
・地球温暖化
・食糧危機
・安全・安心の崩壊
・犯罪増加
・精神の崩壊(無差別殺人、自殺の増加)

戦争と同様に、競争に力を注ぎ込む間に、庶民の暮らしが苦しくなり、何れ自滅するのでしょう。

戦争は、物理的な攻撃で戦います。
資本主義は、お金の論理で戦います。
戦いの結果は、荒廃だけです。

人類は、お互いに助け合って、今の文明を築き上げました。
競争よりも、助け合いを重視した社会構造を考えるべきです。

競争に勝ちたいという感情は、一人一人の意識に、常に存在します。
ですから、社会構造として、それをわざわざ後押しする必要はありません。
社会構造に必要なのは、競争に勝ちたいという感情を抑えて、助け合いに向かわせる構造です。

夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。


愛と夢の略図