上場企業の役員報酬について、1億円以上は開示義務付けになったそうです。 たいへん良い事です。 本来、経営者は、会社の利益から、従業員にしっかり給与を支払い、株主に配当を支払い、もし余ったならば、自分の収入にしても良いと思います。 赤字の場合は、報酬無し、場合によっては、自分の資産を投げ打って、赤字を補うべきです。 また、労働組合は、従業員の賃上げ要求と同時に、経営者の報酬を下げるように要求すべきです。 景気を良くするには、従業員の賃上げが必須です。 経営者が高い報酬を得ても、景気は良くなりません。 逆に、従業員の報酬を低く抑えた結果、景気が低迷し、企業経営も苦しくなります。 <補足> 経営者は高収入です。 何故、現場で汗水流して働いている従業員よりも、舌先三寸で仕事をしない経営者が高い報酬をもらえるのでしょうか? 今の社会では、それが当たり前と考えられているようですが、これを、労働の対価という観点から考え直すべきだと思います。 そうしないと、成果主義が無意味になってしまいます。 従業員には、成果を求め、経営者は、のほほんと、その地位で高い報酬を得ています。 従業員は奴隷か? 本来、経営者は、雇っている側であり、だれかに仕えている分けではありません。 仕える事が「仕事」ですので、「仕事」をしていない経営者に給与を支払う必要は無いのです。 経営者は、会社の利益から、従業員にしっかり給与を支払い、株主に配当を支払い、もし余ったならば、自分の収入にしても良いと思います。 赤字の場合は、報酬無し、場合によっては、自分の資産を投げ打って、赤字を補うべきです。 ところが、実際には、赤字の会社でも、経営者は、高い報酬を得ています。 ここに現代社会の問題の根幹があります。 舌先三寸で仕事をしない経営者が、その地位だけで高い報酬を得ているために、お金の価値が分からなくなり、格差が広がっています。 ちなみに、議員の報酬も、財政赤字の場合は、報酬無しにすべきです。 報酬無しで生活に困る場合、生活保護を受ければ良いです。 「夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。 |