繰り返される無差別殺人:格差社会が真の原因 2010年06月24日
マツダの工場で、秋葉原通り魔事件を真似た無差別殺人が行なわれたようです。 このような無差別殺人事件は、起こるべくして起きた事件です。 他にも、いくつかの無差別殺人がありました。 この惨劇の真の原因は、格差社会にあります。 会社は、従業員を安く扱き使います。 そして、経営者は、高い報酬を得ます。 経営者が高い報酬を得るために、従業員を安く扱き使っていると言えます。 このような経営が無くならない限り、第二、第三の秋葉原通り魔事件が繰り返されるでしょう。 <補足> 今の社会では、政府が主導で、競争を推奨しています。 政府がお金をばら撒き、そのお金を奪い合って、競争に勝った人がお金持ちになれます。 お金を餌にした競争は、欲望を掻き立てます。 欲望は、悪い事をしてでも勝ちたいという悪意を生み出します。 競争に勝った人は、とりあえず満足できるでしょう。 でも、負けた人は、不満だらけです。 欲望・悪意・不満等が渦巻き、狂気を生み出します。 狂った人間に、「何故」という質問は無意味です。 狂った人間と言っても、医学的精神異常では無く、社会的精神異常なのだと思います。 格差社会が生み出した社会的精神異常者です。 お金持ちになりたいというのは、夢ではなく欲望です。 お金持ちになることが夢と考えられる現代社会は、狂っています。 狂った社会では、何があっても不思議ではありません。 そもそもお金は、人間が考え出した仮想の媒体です。 仮想の媒体に振り回されている現代は、妄想社会と言って良いでしょう。 田舎でのんびり暮らしている人は正常だと思いますが、 都会で暮らしている人には、社会的精神異常者が多いのでは? 無差別殺人にまで行かなくても、切れ易い人は多いようです。 対策は2つあります。 1.監視カメラ社会にして、全ての人の行動をチェックする。 2.資本主義社会を止めて、お金を廃止して、「夢主義社会」にする。 お金を廃止する事で、人々は理性を取り戻し、夢に向かって歩み始めます。 「夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。 |