世間一般に、メリハリが大切という言葉を耳にします。 休む時には、しっかり休む。 遊ぶ時には、しっかり遊ぶ。 働くべき時には、しっかり働く。 しっかり休む事で、体を回復し、 しっかり遊ぶ事で、心も回復し、 これで、元気良く働けます。 こういう意味合いで、メリハリが大切と言っているのだと思います。 でも、行政でのメリハリとは何なのでしょうか? メリハリの効いた予算配分というのは、単に、不公平な予算配分に過ぎないのではないでしょうか? 政治家に要領よく口利きして、うまく予算配分を受けた人たちが、お金持ちになります。 逆に、うまく予算配分を得られなかった人たちは、貧乏になります。 つまり、メリハリの効いた不公平な予算配分が、格差を生み出しています。 行政サービスは、公平・平等が基本です。 メリハリ(不公平・不平等)は、許されません。 重点的に行いたい事があるならば、それは、一般企業が独自に行えば良いのです。 そこで、官から民へという発想に至ります。 経済の活性化は、民間レベルで行なうべき事です。 政府が行なうべきは、様々な規制を撤廃して、民間の活動を邪魔しない事です。 民間の活動を監視したいならば、規制ではなく、全ての情報を集めるべきです。 ■監視カメラ社会にして、全ての人の活動を記録する ■現金を廃止して、全てのお金の移動をコンピュータ管理する 規制が必要と考えるのは、不透明な活動が多く、監視できないからです。 監視できないので、犯罪につながりそうな活動を、規制により排除している訳です。 規制は大枠で定めるため、問題の無い活動までが、規制されてしまいます。 これが、官製不況を招きます。 そこで、全ての人やお金を記録する事で、不透明な活動を無くせば、規制は不要になります。 全ての人やお金を記録する事は、IT革命が進んだ現在、充分に可能になりました。 「夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。 |