はやぶさ:科学技術はお金よりも諦めない知恵 2010年08月18日
はやぶさは、地道にコツコツ、まじめにコツコツの御手本です。 どんな時にも諦めず、知恵を出し、頑張りました。 これが、日本の真の力です。 「はやぶさ」が2003年5月打ち上げられてから、7年過ぎました。 その間に、日本の総理大臣は5回変わりました。 この間も、技術者は、諦めず、知恵を出し、コツコツと頑張りました。 一方で、日本政府は、景気対策と称して、巨額のお金をばら撒きます。 このお金は、要領よく振舞った人が手にできます。 地道にコツコツ、まじめにコツコツ頑張る人は、 お金がばら撒かれた事さえ知らずに、過ぎてしまうでしょう。 これでは、コツコツ頑張る技術者は報われません。 但し、技術者の研究・開発の維持は大切ですが、 科学技術予算の大盤振る舞いは良くありません。 巨額のお金を手にすると、人は頑張らなくなってしまいます。 巨額の予算をばら撒くと、そのお金を目当てに、様々な人たちが集まります。 研究・開発どころでは、なくなってしまいます。 「はやぶさ」プロジェクトは、少ない予算だったために、皆で知恵を出し合いました。 それが、良い成果を生み出しました。 技術者は予算(お金)が少ないと、知恵で補おうとします。 科学技術の推進には、メリハリを付けて一部の事業に多くの予算を付けるよりも、幅広い事業に均等に割り振った方が、多くの技術者が知恵を絞り、様々な新しい技術が生まれるでしょう。 メリハリは不公平です。 行政には、公平な対応が望まれます。 そして、皆で知恵を出す事が大切です。 <補足> 宇宙に出れば、無限の太陽エネルギーで、無限に成長できます。 地球上での地球温暖化対策は、経済にマイナスになりますが、 宇宙開発による地球温暖化対策は、経済を大きく飛躍させてくれます。 現在地上で行われている経済活動を、全て宇宙に引っ越せば良いのです。 工場は皆、宇宙へ引っ越せば良いのです。 宇宙へ出れば、無限の太陽エネルギーを利用できます。 石油・石炭等の化石燃料を使わずに済みます。 <余談> そもそも、地球温暖化は、CO2だけが原因ではありません。 単に、地球の大きな気候変動の一つに過ぎません。 地球の歴史では、灼熱の時代から、氷河期まで、いろいろありました。 その中で、安定した温暖な時期に、人類が栄えたに過ぎません。 人類がどんなに自然環境保全に努力しても、何れ地球は、人が住めない環境になると考えるのが自然です。 その前に、人類は宇宙へ出て行く必要があります。 宇宙戦艦ヤマトを見て、宇宙に想いを馳せましょう。 さらば〜♪ 地球よ〜♪ 旅立つ船は〜♪ 実際に人類が頻繁に宇宙へ出て行くには、軌道エレベータが必要です。 現在のロケットでは、費用が掛かり過ぎ、エネルギー効率も悪過ぎます。 軌道エレベータの理論も、どんどん具体的なものになってきています。 そろそろ、実用化の時ではないでしょうか。 高速増殖炉の本格運用の可能性よりも、軌道エレベータの方が実現性が高いのでは? ★人類の未来は宇宙にある |