夢主義社会トップへ 児童虐待:子孫保存の本能の退化?   2010年09月04日  戻る

児童虐待が、どんどん増えているようです。
「どうすれば児童虐待を逸早く見付けて保護できるか」よりも、
「何故、児童虐待が増えているのか」を考えるべきです。

最近、短気で、怒りっぽく、攻撃的な女性が増えている感じがします。
短気で、怒りっぽく、攻撃的な性格は、アドレナリンの増加が原因です。
アドレナリンを増加させる要因:
・肉食
・ケーキや菓子
・競争社会
・女性の就労の増加
・核家族化
・ストレス社会

女性の喫煙が増えているのは、イライラを抑えるためです。
最近の社会情勢の変化により、女性の脳も、大きく変化しているのでは?

原始時代、男性は、狩のために外へ出て行きました。
このため、攻撃的な性格を持つようになりました。
逆に、女性は、家を守り、隣近所と仲良くしていました。
このため、自分の感情を抑え、優しい性格を持つようになりました。

ところが、最近は、男女平等社会の中で、女性も男性と同様に外へ出て働くようになりました。
この結果、女性の性格が、男性と同じように変化していると考えられます。

このような状況を考えると、各家庭で子供を育てるのは、無理なのかもしれません。
子供は、社会全体で育てる事を原則にすべきです。

<補足>
子供を大切に思うのは、子孫保存の本能に基づく行動です。
児童虐待が増えているのは、この子孫保存の本能が薄れているという事です。
これは人類の種の保存の危機です。

豊かな社会の中で、欲望を追い求めている間に、
子孫保存の本能が退化してきたのでは?

猫や犬をペットにする人が増えているようですが、
これも、子孫保存の本能が退化した結果ではないでしょうか?
人類は十分に豊かになったので、猫や犬にバトンタッチという発想では?

自殺の増加も、同様です。
未来に向かって、頑張って生きようという意識が薄れている感じがします。

これらの原因の根本は、人類が夢を見失ったからです。
マネーゲーム社会の中で、仮想の媒体であるお金を追い求めている間に、人類は、本来の夢を見失ってしまったのです。

資本主義社会では、お金儲けが夢だと考える人が多いようです。
でも、お金は、人類がお互いに協力して、人類の未来に向かって歩むための、道具に過ぎません。
本来の夢は、人類の未来に向かって歩む行為です。

人は、夢があれば、頑張って生きて行けます。
お互いに協力して、生きて行く事ができます。
但し、夢は高い目標であるべきです。
夢を達成してしまうと、次の夢を見失ってしまうからです。

夢は宇宙であるべきです。
宇宙は無限です。
人類は無限の成長を得られます。

人類が宇宙へ出て行く時代では、家族や夫婦、親子といった関係は維持できなくなります。
これに変えて、社会全体が家族、仲間として、助け合う社会が必要です。

夢主義社会」では、生まれた子供は、自分で育てても、国の施設に預けても良いこととします。
子供は、社会全体で育てるのが原則です。
必ずしも親や家族を必要としません。

子供には愛情が必要と言われますが、愛情とは、子供が安心して育つことができる環境です。
子供に不安を抱かせたり、子供の悪い御手本になるような親は、いない方が子供のためです。

夢主義社会」は、300年後の理想社会を考えます。