民主党政権は、早くも末期症状では?という話があります。 本当は、日本の国の政治が末期症状なのだと思います。 総理大臣が1年毎に変わっていたのでは、まともな政治を行えるはずがありません。 各省庁の大臣は、さらに、短期間で変わります。 これでは、官僚たちは、どうすれば良いのか戸惑います。 結果、自分たちで勝手に行動を始めたのです。 これが官僚主導です。 最近、公務員の氾濫が増えている感じがします。 ■航空幕僚長が、政府見解に反する論文を発表 ■海上保安官が、政府が公開を止めていた尖閣映像を流出 ■事業仕分けの結果に従わない官僚たち 今の政治は、与野党で政権の座を巡って争っているだけです。 ここでは、日本の国民のためとか、日本の未来のためと言った前向きな発想はありません。 与野党で足を引っ張り合っているだけです。 そこで、仕方なく公務員が独断で行動を始めた感じがします。 与野党で対決するのは、選挙の時だけにすべきです。 国会では、国民のために、前向きに議論すべきです。 そもそも、今の日本の景気低迷は、与野党で足を引っ張り合った結果です。 政治の低迷が、景気低迷の真の原因です。 与野党で足を引っ張り合うのを見かねて、仕方なく官僚が独断で行動を始めました。 これが官僚主導です。 政治主導のためには、与野党での足の引っ張り合いを止める事が基本です。 国会で前向きな議論ができない議員は、不要です。 そこで、議員の定数削減という話が出るのでしょうが、 議員定数削減は、民主主義を後退させます。 民主主義で大切なのは、多くの国民の声を国会に反映させる事です。 議員定数を削減すると、国民の声を充分に聞けなくなります。 一部の強権な議員が、独断で国会を進めることになります。 これは、独裁政治です。民主主義ではありません。 本来は、全ての国民が議員になるべきです。 それが、インターネットによる直接民主制です。 <追伸> ★インターネットによる直接民主制 「夢主義社会」では、国会は、インターネット上の掲示板で行われます。 議案は、様々な団体が、独自に作り、インターネット上の掲示板に、議案を公開します。 国会議員は存在せず、国民一人一人が直接、インターネット上の掲示板に公開された議案に対して、自由に意見を書き込みます。 最終的に、インターネット上で国民投票を行い、決定します。 今の政治制度は、「議会制民主主義」であり、選挙で代表者を選出し、その代表者を通して、間接的に自分の意思を政治に反映させる「間接民主制」になっています。 確かに従来は、国民が全員集まって議案を議論するということはできないので、このような「間接民主制」以外に選択肢がありませんでした。 しかし、インターネットが普及した現在、国民同士が互いに頻繁に意見を交わすことは、充分可能になってきました。 インターネットを利用した「直接民主制」では、相手の顔色や、言い回しは、関係ありません。 また、水掛け論、ヤジ、失言、暴言、居眠り、審議拒否等もありません。 国会議員は存在しませんが、議案作成は、労働と見なします。 また、国民投票での承認後の議案の遂行も労働とみなします。 「夢主義社会」では、議案毎に、心有る人たちが集まり、議案の作成・遂行を行います。 「夢主義社会」では、現代のような職業としての政治家は存在しません。 必要な時に、必要な人間が集まり、必要な事を行います。 議案の遂行が終わったならば、解散し、 関わった人たちは、元の自分の労働に戻ります。 既に、現代社会でも、腐敗した行政を何とかしようと、心有る人たちが集まり、行政の問題点を指摘する等の活動を行っています。 このような人たちにこそ、現在の政治家に代わって、行政を遂行してほしいと思います。 <現代社会の問題点> 現代社会の問題点は、職業としての政治家の存在です。 政治家は、その地位を維持するだけで、高い報酬を得られます。 このため、人類の未来のために本来どうあるべきかよりも、自己の地位を維持するにはどうすべきかを重視して行動します。 この結果、社会は腐敗し、元気を失っています。 「夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。 |