総理大臣にリーダーシップは不要※操り人形であれ 2010年12月17日
総理大臣にリーダーシップは不要です。 総理大臣は、国民の操り人形に徹し、国民の声を聞き、国民の意思に従えば良いのです。 総理大臣も含めて、すべての議員や公務員は、国民に雇われているという事を踏まえて行動すべきです。 民主主義における総理大臣の役割は、国民の声の取りまとめです。 「リーダーシップが大切だ」とか言う無意味な言葉により、 総理大臣が自分勝手に物事を決め出したら、 それは、当に、独裁政治です。 従来は、自民党の独裁政権により、お金がバラ撒かれ、 大企業優遇の政治が行なわれてきました。 その結果、日本は、巨額の財政赤字に至っています。 そして、再び、民主党も、同じ道を歩もうとしているようです。 唯一の救いは、ねじれ国会です。 ねじれ国会により、かろうじて、民主主義が維持されています。 「ねじれ国会により、何も決まらない」という声がありますが、 それで良いのです。 政府が何もしない事で、行政の無駄を減らせます。 <補足> 政府主導では、自律回復には永遠に至りません。 政府が、お金をばら撒けば、ばら撒いただけ、格差が拡大し、デフレを深刻にします。 国民が、政府からのばら撒きを期待している間は、永遠に自律回復には至りません。 自律回復には、国民全員が意欲を持って頑張る必要があります。 政府が小さな政府になり、国民が「政府に何も期待できない」と感じた時、初めて国民は頑張り始めます。 政府は、企業活動に口を出すべきでは有りません。 自由な経済活動に任せるべきです。 そうすれば、小さな政府になり、民間レベルで元気が出てきます。 ★インターネットによる直接民主制 「夢主義社会」では、国会は、インターネット上の掲示板で行われます。 議案は、様々な団体が、独自に作り、インターネット上の掲示板に、議案を公開します。 国会議員は存在せず、国民一人一人が直接、インターネット上の掲示板に公開された議案に対して、自由に意見を書き込みます。 最終的に、インターネット上で国民投票を行い、決定します。 今の政治制度は、「議会制民主主義」であり、選挙で代表者を選出し、その代表者を通して、間接的に自分の意思を政治に反映させる「間接民主制」になっています。 確かに従来は、国民が全員集まって議案を議論するということはできないので、このような「間接民主制」以外に選択肢がありませんでした。 しかし、インターネットが普及した現在、国民同士が互いに頻繁に意見を交わすことは、充分可能になってきました。 インターネットを利用した「直接民主制」では、相手の顔色や、言い回しは、関係ありません。 また、水掛け論、ヤジ、失言、暴言、居眠り、審議拒否等もありません。 国会議員は存在しませんが、議案作成は、労働と見なします。 また、国民投票での承認後の議案の遂行も労働とみなします。 「夢主義社会」では、議案毎に、心有る人たちが集まり、議案の作成・遂行を行います。 「夢主義社会」では、現代のような職業としての政治家は存在しません。 必要な時に、必要な人間が集まり、必要な事を行います。 議案の遂行が終わったならば、解散し、 関わった人たちは、元の自分の労働に戻ります。 既に、現代社会でも、腐敗した行政を何とかしようと、心有る人たちが集まり、行政の問題点を指摘する等の活動を行っています。 このような人たちにこそ、現在の政治家に代わって、行政を遂行してほしいと思います。 <現代社会の問題点> 現代社会の問題点は、職業としての政治家の存在です。 政治家は、その地位を維持するだけで、高い報酬を得られます。 このため、人類の未来のために本来どうあるべきかよりも、自己の地位を維持するにはどうすべきかを重視して行動します。 これが、社会腐敗を引き起こしています。 「夢主義社会」は、300年後の理想社会を考えます。 |