中東各地で、反政府デモが起きているようです。 インターネットで、デモへの参加者を集めたので、ネット革命と呼ばれています。 そのデモで死傷者が出ています。 本来、真のネット革命は、もっと平和的に行なえるのでは? ネット上で人を集めて、現実社会で会うから、問題が起きます。 出会い系サイトでも、ネット上で人を集めて、現実社会で会う事で、トラブルが起きます。 本来、ネット上の話は、全てネット上で治めるべきなのです。 つまり、反政府デモを行なわなくても、ネット上で、政治活動を行なえば良いのです。 <補足> インターネットが普及した現代では、既存の権力者を辞任させるまでもなく、 インターネット上に、新たな政府を作れば良いのです。 インターネット上で、新たな指導者の立候補を募り、 インターネット上で、選挙を行い、 インターネット上で、政治活動を行なえば良いのです。 ★インターネットによる直接民主制 現代社会の問題点は、職業としての政治家の存在です。 政治家は、その地位を維持するだけで、高い報酬を得られます。 このため、人類の未来のために本来どうあるべきかよりも、自己の地位を維持するにはどうすべきかを重視して行動します。 これが、社会腐敗を引き起こしています。 職業としての議員は、国民の代表には成り得ません。 議員が職業化した時点で、「議会制民主主義」は根底から崩壊したと言えます。 「議会制民主主義」は、民主主義を実現する手段では無くなったのです。 真の民主主義を実現するには、インターネットによる直接民主制が必要です。 「夢主義社会」では、国会は、インターネット上の掲示板で行われます。 議案は、様々な団体が、独自に作り、インターネット上の掲示板に、議案を公開します。 国会議員は存在せず、国民一人一人が直接、インターネット上の掲示板に公開された議案に対して、自由に意見を書き込みます。 最終的に、インターネット上で国民投票を行い、決定します。 今の政治制度は、「議会制民主主義」であり、選挙で代表者を選出し、その代表者を通して、間接的に自分の意思を政治に反映させる「間接民主制」になっています。 確かに従来は、国民が全員集まって議案を議論するということはできないので、このような「間接民主制」以外に選択肢がありませんでした。 しかし、インターネットが普及した現在、国民同士が互いに頻繁に意見を交わすことは、充分可能になってきました。 インターネットを利用した「直接民主制」では、相手の顔色や、言い回しは、関係ありません。 また、水掛け論、ヤジ、失言、暴言、居眠り、審議拒否等もありません。 国会議員は存在しませんが、議案作成は、労働と見なします。 また、国民投票での承認後の議案の遂行も労働とみなします。 「夢主義社会」では、議案毎に、心有る人たちが集まり、議案の作成・遂行を行います。 「夢主義社会」では、現代のような職業としての政治家は存在しません。 必要な時に、必要な人間が集まり、必要な事を行います。 議案の遂行が終わったならば、解散し、 関わった人たちは、元の自分の労働に戻ります。 既に、現代社会でも、腐敗した行政を何とかしようと、心有る人たちが集まり、行政の問題点を指摘する等の活動を行っています。 このような人たちにこそ、現在の政治家に代わって、行政を遂行してほしいと思います。 「夢主義社会」は、300年後の理想社会を考えます。 |