夢主義社会トップへ 東京マラソン:人は報酬が無くても頑張れる   2011年02月27日  戻る

今の社会では、頑張ってもらうために高い報酬を支払っています。
でも、本日の東京マラソンは如何でしょうか?
皆、頑張っていますが、ほとんどの人は、何の報酬も期待していないでしょう。
つまり、人は皆、常に、何かに向かって頑張りたいと思っているのです。

お金は、一つのきっかけに過ぎません。
お金以外でも、何かのきっかけがあれば、頑張れるのです。
もし、その頑張りが、人の役に立つ行為ならば、最高に素晴らしいです。

たとえば、地震・台風等の災害の時には、多くのボランティアが集まります。
人間は、人の役に立つ労働であれば、お金という報酬が無くても、自ら進んで働けるということです。

にも関わらず、サラリーマンが成果主義で多くの報酬を得たいと思うのは、その仕事が「人の役に立つ労働」ではなく、お金のため以外の目的では行いたくない「無意味な仕事」だと感じているからではないでしょうか?

今の社会では、様々な仕事がありますが、真に人類の未来に役立つ仕事は、極わずかのようです。
特に最近、人類の未来とは関係無い仕事が、急激に増えているように感じます。
※マネーゲーム、TVゲーム等

人類の未来に必要なのは、
・必要最低限の衣食住
・病気や怪我に対応するための医療
・育児・介護
・様々な災害に対応するための研究・技術開発
※地球が住めなくなった場合、宇宙に出て行く技術も必要です。

お金の論理が暴走した結果、本来、必要な仕事に労働力が向けられず、
無意味な欲望を満たすための商品やサービスに、労働力が向いているようです。

国会議員も、お金の論理で動いているようです。
お金で、欲望を満たすための商品やサービスを得ることができます。
このため、お金は欲望に走り易く、理性を失わせてしまいます。
お金の論理で動いていると、本来どうあるべきか、正しい判断をできなくなります。

お金の論理で活動するのは、企業だけで十分です。
国は、助け合い(ボランティア)の論理で活動すべきです。
議員は全て、ボランティアにすべきです。

<追伸>
新しい社会構造を考えてみませんか?
夢主義社会」にお金はありません。
人々は、夢を追い求めます。※夢は社会貢献です。
報酬は、次の新たな夢に挑戦する権利です。

私の案を本「夢主義社会」にまとめました。
従来の発想を180度覆す大胆な案(非常識な案、極端な案)を並べて見ました。
私の本を叩き台にして、皆様が新しい社会構造を考えるきっかけになれば、幸いです。