夢主義社会トップへ 電力不足対策:家電の直流化が切り札   2011年05月09日  戻る

夏の電力不足対策に備えて、家庭用蓄電池の購入を考えている人が増えているようです。
夜間に充電(蓄電)して、昼間使えば、ピーク電力を抑えられます。
東芝やパナソニックは、家庭用蓄電池の販売を前倒しにするようです。
でも、家庭用蓄電池の価格は高いようです。

家庭用蓄電池は、交流を直流に変換して、蓄電します。
逆に、電気を使う時には、直流を交流に変換します。
この変換のための電子回路に、けっこうお金が掛かっています。

そして、実際の家電の内部では、この交流を直流に変換して利用しているものが多いようです。

ノートパソコン等に付属しているACアダプターは、交流を直流に変換しています。
ACアダプターが熱くなっているのに気付いている人も多いと思いますが、
交流から直流への変換は、けっこう電気を消費します。※変換ロス(電力損失)
当然、コスト的にも、ACアダプター等に、お金が掛かっています。

交流は、「無駄な電力消費」、「無駄なコスト」、無駄だらけです。

ソーラー発電(太陽光発電)で得られる電力は直流です。
直流ですから、そのまま蓄電できます。
そして、蓄電池の直流をそのまま利用すれば、無駄を回避できます。

ソーラーパネルから直結して動作する直流の家電があれば、蓄電池も不要です。

夏の電力不足対策の切り札は、家電の直流化と言えそうです。


地球温暖化防止について、3人3様を表現して見ました。
■地球温暖化防止のために、緑を育てる人。
■地球温暖化を気にせず、本能に従う人。
■地球温暖化対策で、お金儲けを考える人。