夢主義社会トップへ 発送電分離よりも電力の自給自足   2011年05月22日  戻る

発電と送電を分離する発送電分離の話があるようです。
でも、太陽光発電で得られる電力は、直流12Vです。
それを、わざわざ100Vに変換して、既存の送電線に流すのでは、電力ロスが発生します。

電力は自給自足を原則にして、自分で発電した電力は、自分で使うべきです。

安定した電力が必要な方は、電力会社から買えば良いです。
当然、電力の安定供給に対して、高いお金を支払うべきです。

電気料金の値上げが、国民に正しい判断を促します。
国が間に入ると、国民は真実が見えなくなります。
自然エネルギーの買取制度よりも、電気料金の値上げが、
自由主義経済にあった公平な対応です。
「政府は手を出すな!」

高い電気料金が嫌な人は、電力を自給自足すべきです。
電力の自給自足では、既存の送電線を使う必要はありません。

脱原発という話がありますが、
脱原発を強調すると、火力発電が進みます。
実際に、電力会社は、火力発電に力を入れているようです。

原発反対運動よりも、太陽光発電推進が大切です。
反対運動は、混乱を拡大するだけで、何も新しい道を見出せません。
太陽光発電を推進すれば、自ずと原発は衰退します。
太陽光発電推進は、企業や個人が主体で進められます。
「政府は手を出すな!」

<補足>
夏の電力不足対策に備えて、家庭用蓄電池の購入を考えている人が増えているようです。
夜間に充電(蓄電)して、昼間使えば、ピーク電力を抑えられます。
東芝やパナソニックは、家庭用蓄電池の販売を前倒しにするようです。
でも、家庭用蓄電池の価格は高いようです。

家庭用蓄電池は、交流を直流に変換して、蓄電します。
逆に、電気を使う時には、直流を交流に変換します。
この変換のための電子回路に、けっこうお金が掛かっています。

そして、実際の家電の内部では、この交流を直流に変換して利用しているものが多いようです。

ノートパソコン等に付属しているACアダプターは、交流を直流に変換しています。
ACアダプターが熱くなっているのに気付いている人も多いと思いますが、
交流から直流への変換は、けっこう電気を消費します。※変換ロス(電力損失)
当然、コスト的にも、ACアダプター等に、お金が掛かっています。

交流は、「無駄な電力消費」、「無駄なコスト」、無駄だらけです。

ソーラー発電(太陽光発電)で得られる電力は直流です。
直流ですから、そのまま蓄電できます。
そして、蓄電池の直流をそのまま利用すれば、無駄を回避できます。

ソーラーパネルから直結して動作する直流の家電があれば、蓄電池も不要です。
夏の電力不足対策の切り札は、家電の直流化と言えそうです。


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