夢主義社会トップへ 夢と欲望は違います※欲望=偽りの夢   2011年10月17日  戻る

夢と欲望は違います。
欲望は、「偽りの夢」です。
夢は人類の未来のため、欲望は自分のためです。

一般的に、「自分がやりたい事=夢」と考えられているようです。
でも、自分がやりたい事は、2種類に分けられます。
1.自分が人類の未来のためにやりたいこと:夢(社会貢献)
2.自分が自己のためにやりたいこと:欲望(自己中心的)

「自分がやりたい事=夢」と表現すると、良い事のように感じますが、冷静に考えると、単に自分の欲望を追い求めているだけで、「偽りの夢=欲望」であることが多いようです。

豊かな社会では、人類の未来は安泰であると考えられ、人類の未来のためを考えて行動する人が減ります。
逆に、自己のためを考えて行動する人が増えます。
結果、欲望社会(悪の社会)になります。

今の社会では、個人の欲望に応える商品やサービスが良く売れるようです。
今の資本主義社会は、欲望を原動力にして栄えた社会です。
欲望を原動力にしているため、争いや犯罪が絶えません。
欲望は、争いを生み、破滅に向かうのが、自然の摂理なのです。
最近、世界各地で経済格差への抗議デモが行なわれているのは、破滅の兆候なのです。

偽りの夢=欲望
「夢は大切」と言う人は多いのですが、夢と欲望を勘違いしている人が多いように思えます。
自己中心的な、小さな愛ではなく、理性を加えた、大きな愛で、より良い人類の未来を願う心「社会貢献」が、夢です。

人類の夢は、「より良い社会を、未来に残すこと」であるはずです。
個人の夢も、根底は同じはずです。

理性を持たない人間にとって、「社会貢献」という言葉は、到底理解できないものです。
従って、理性を持たない人間にとっての目標は、欲望でしかありません。

理性を持たない人間が、時たま使う「社会貢献」や「夢」という言葉は、その真の意味を理解している分けではなく、その言葉を使うことで、「自分の行動を正当化できる」ということを知っているに過ぎません。

夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。