夢主義社会トップへ 日本は、お金依存症※元気の前に健康に!   2011年11月04日  戻る

「日本を元気に」という要望が多いようです。
でも、政治は、まじめにコツコツ、地道に細々が、基本です。
その結果、健康な体質になり、元気が出てきます。
病人に、「お金をやるから、元気に振舞え」というのは、無理があります。
財政赤字という病気を治療する事が大切です。

今の日本に元気が無いのは、「お金依存症」なのです。
アルコール依存症というのがありますが、これと同じです。
日本を元気にするためと称して、政府が巨額のお金を次々にばら撒いた結果、お金依存症になったのです。
アルコール依存症患者が、お酒を止められず、さらにお酒を飲むのと同じです。
政治家を筆頭に、お金持ちの人たちは、お金依存症に掛かっているので、正しい判断力を失っています。

アルコール依存症患者が、お酒を飲めば、一時的に元気になるでしょう。
でも、それにより、アルコール依存症がさらに悪化します。

依存症になると、その行為でドーパミンが放出されます。

政治家の場合、
お金をばら撒く事で、そのお金を得た人たちから御礼の言葉をもらえます。
政治家は、この感謝の言葉により、ドーパミンが放出され、快感を得ます。
政治家は、感謝の言葉を得るために、お金のばら撒きを繰り返します。
政府のお金のばら撒きの場合、国の借金が増えるだけで、個々の国民の問題意識が薄く、不満の声が小さいのも、快感を得易い要因です。

アルコール依存症を治療するには、お酒を断つ事です。
同様に、お金依存症の治療も、お金を断つ事です。
まずは、議員のお金を断つ事です。
財政健全化のためには、まず、政党助成金を廃止すべきです。
さらに、議員の報酬を大幅に削減すべきです。

他にも、お金のばら撒きに対して、御礼の言葉を口にしない事が大切です。
ばら撒かれたお金は、個々の国民の借金です。
無駄遣いに対して、議員を厳しく叱る事が大切です。

「アメとムチ」と言われますが、議員に対しても、同様です。
明確な成果を出せるまでは、議員の報酬は生活保護レベルで充分でしょう。

<余談>
そもそも、お金依存症が存在する原因は、資本主義社会の構造にあります。
お金を餌にした競争が、人間の理性を失わせています。
このお金を廃止する事で、人々は理性を取り戻し、夢に向かって歩み始めます。
「夢主義社会」は、お金を廃止した社会です。

人類は、いつまでマネーゲーム社会を続けるのでしょうか?
資本主義社会の次の社会を考えて見ませんか?
■「夢主義社会」に、お金はありません。
■人々は、夢を追い求めます。
■報酬は、次の夢に挑戦できる権利です。

「夢主義社会」への革命は、現金の廃止から始まります。

私の案を本「夢主義社会」にまとめました。
従来の発想を180度覆す大胆な案(非常識な案、極端な案)を並べて見ました。
私の本を叩き台にして、皆様が新しい社会構造を考えるきっかけになれば、幸いです。

夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。