夢主義社会トップへ 国への過剰期待が腐敗と財政赤字を生む   2012年08月30日  戻る

国に景気対策を望む国民が多いようです。
自分で頑張らずに、国に期待します。
国は、国民の期待に応えるために、赤字国債を発行します。
赤字国債は、国民の借金です。

行政に期待する国民の意識が、大きな政府を作ります。
大きな政府は、管理できなくなり、腐敗を生み出します。

年金保険制度では、消えた年金記録問題や財源不足があります。
医療保険制度でも、不正請求問題や財源不足があります。
介護保険制度でも、同様です。
危険な原発が推進されたのは、自民党政権が独裁で、お金で住民の心を買った結果です。
未だに危険な米軍基地が存在するのも、自民党政権が独裁で、お金で住民の心を買った結果です。
国民が政府に期待しなければ、これらの無駄は生じなかったでしょう。

政府に期待しなくても、日本には、世界に誇れる物作りの企業が多く在ります。
その頑張っている企業に対して、規制強化で邪魔をするのが政府です。
景気低迷の原因は、規制緩和から規制強化に戻った事にあります。

規制強化により、潰された企業も多々あります。
企業が潰れれば、雇用の枠が減ります。
最近の、雇用問題は、規制強化で企業が潰された事が原因です。

現在の景気低迷は、官製不況なのです。
政府は、何もしない方が良いのです。
そして、小さな政府を目指すべきです。
小さな政府になり、国民が「政府に何も期待できない」と感じた時、初めて国民は頑張り始めます。
民間主導の頑張りにより、民間レベルで元気が出てきます。

政府が行うべきは、国民の最低限の生活を守る事です。
あれこれ細かく制度を作るよりも、全て廃止した方が、シンプルで良いです。
・年金保険制度を廃止して、最低限の生活は、生活保護で守る。
・健康保険制度を廃止して、最低限の医療は無料。それ以上は全額自己負担。
・介護保険制度を廃止して、生活保護を受けている人たち等で、お互いに助け合う。
これに伴い、年金・介護・健康保険料の徴収を止める。

国民の最低限の生活を守るには生活保護が大切です。
でも、今の、生活保護は、問題です。
お金を支給するのではなく、必要な衣食住を現物支給すべきです。

<追伸>
私の案を本「夢主義社会」にまとめました。
従来の発想を180度覆す大胆な案(非常識な案、極端な案)を並べて見ました。
私の本を叩き台にして、皆様が新しい社会構造を考えるきっかけになれば、幸いです。