夢主義社会トップへ ゲームソフトは麻薬と同じ※未来は無い   2013年02月07日  戻る

携帯向けのゲームが増えているようです。
確かにゲームは、楽しいのですが、
ゲームに費やされた時間は、人類の未来に役立っているのか?
と考えると虚しく感じます。

夜遅くまで、ゲームで頑張っても、翌朝眠いだけです。
眠いので、学校に行かない、会社に行かない、
そして、「引きこもり」になったのでは、人類の未来に逆行しています。

ゲームを行っている間だけは楽しい、止めると虚しさが襲ってくる。
このため、ゲームを止められない。
こうなると、ゲームは、麻薬と同じです。

そう言えば、最近の金融危機は、毎日マネーゲームをしていた人たちによって引き起こされたようです。
そして、経済再生のために、そのマネーゲームにお金を回すのが金融緩和です。
銀行・証券・保険・不動産業は、全て、マネーゲームです。
自宅に引きこもり、毎日テレビゲームをしている人と同じです。
マネーゲームの先に、人類の未来はありません。

<補足>
「一度の人生、楽しまなきゃ損!」という声をよく耳にします。
人間の楽しみには、2種類あります。

1.欲望を満たすことによる楽しみ
2.夢に向かって歩くことの楽しみ

「欲望を満たすことによる楽しみ」は、他の動物も持っている楽しみです。
「夢に向かって歩くことの楽しみ」は、理性を持った人間のみが持つ楽しみです。
今の社会では、「欲望を満たすことによる楽しみ」が主流になってきているようです。
それに合わせて、欲望を満たすための産業が増加しています。

例えば、お金に余裕があると、旅行したり、美味しいものを食べたり、趣味を持ったりしています。
この状況を、子供たちは見ています。
子供たちは、どう感じているのでしょうか。
人生とは、「欲望を満たすことによる楽しみ」を得ることである、と感じているのではないでしょうか。
そして、子供たちは、こんな大人たちの真似をすることになります。

大人には、「夢に向かって歩くことの楽しみ」を持ってほしい。
夢に向かって、死ぬまで、働いて、働いて、働きぬいてほしい。
もちろん、会社に従属しての仕事が、大人の夢であるはずがありません。
ボランティア等の社会貢献で頑張ってほしいと思います。

そんな大人が増えれば、子供たちの倫理感も変わってくるでしょう。
しつけや叱ることが大切という人もいますが、私は違うと思います。
子供たちは、大人たちの言葉よりも、行動を見ています。
行動の伴わない言葉は、不信感を募るだけです。

<余談>
私の案を本「夢主義社会」にまとめました。
夢主義社会」は、お金を廃止した社会です。
従来の発想を180度覆す大胆な案(非常識な案、極端な案)を並べて見ました。
私の本を叩き台にして、皆様が新しい社会構造を考えるきっかけになれば、幸いです。