夢主義社会トップへ 大人社会は未成年者禁止   2013年02月14日  戻る

酒・タバコは、未成年者禁止ですが、今の大人社会の全てを未成年者禁止にして、未成年者が大人社会の状況を知ることができないようにすべきであると、私は考えます。

「真実は小説よりも奇なり」と言われますが、今の社会は、癒着、談合、詐欺、脅迫、窃盗、暴力、殺人、等、未成年者には、刺激が強すぎる社会だと思います。
少し前までは、テレビドラマや映画の世界だったことが、現実社会で起きています。
それも、テレビドラマや映画よりも遥かに醜く、汚く、衝撃的なことが、現実に行われています。
一流企業といわれる会社や、一見普通に見える人たちが、様々な問題を引き起こしています。
特に気になるのは、テレビ等で見た犯罪シーンを真似たような犯罪が増えていることです。

今の社会では、大人も子供も同じ様に情報を得ることができます。
もしかすると、毎日、仕事に追われている大人よりも、テレビを見る時間が長い子供の方が、今の社会の情報を多く得ているかもしれません。
そして、何よりも、子供の方が、記憶力・理解力において優れています。
子供たちは、テレビドラマや映画の仮想社会を見て、さらに、ニュース等で現在の大人社会の状況も見て、子供たちの頭の中で、どのように認識され、どのような結論を導き出しているのでしょうか。
仮想社会と現実社会の区別は付いているのでしょうか。
計り知れないものがあります。

<対策>
簡単対処:
・テレビを見せない:問題無い番組のみを厳選して、ビデオで見せる。
・インターネットを利用させない:学校内で、厳選されたサイトへのアクセスのみ許可する。

極端な対処:
・大人社会と子供社会を分離する。
※先生等の限られた大人しか立ち入ることのできない地域を設定し、その中で、子供たちは親と離れ、完全寮生活を行う。
※もちろん、先生は、子供の良い御手本になるような、正しい心を持っていることが必須条件です。
※逆に、大人社会を、大都市に限定する方法もあります。

大人と子供が同じ生活環境に共存していたのでは、現在の未成年者の酒・タバコを厳格に取り締まることができないのと同様に、テレビやインターネットを厳格に取り締まることは不可能です。
そもそも、大人は認められるが、子供はダメという論理が、間違っています。
大人の一方的な論理を、子供に強要することは、子供の精神を歪めることになります。
そして、大人になって、その反動が出てくるのではないでしょうか。
今現在の大人たちの行動そのものが、実は、子供の頃、虐げられた反動なのかもしれません。

夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。