夢主義社会トップへ 安全・安心を、お金で買おう!   2013年09月23日  戻る

本来、人の命は、お金には代えられないものです。
ダイヤモンド等の宝石よりも、遥かに価値のあるものです。
ですから、人の命を守る安全に対しては、少なくとも、
ダイヤモンドの指輪よりも高い報酬を支払うべきなのです。

最近、格安航空機が増えているようです。
安全・安心は、大丈夫なのでしょうか?
航空機が大都会に墜落するといった大事故が起きるのも、時間の問題では?

失った命は、お金で取り戻せません。
でも、命を亡くさないように、安全・安心をお金で買うことはできます。

1万円の商品に対して「1億円払うからもっと安全・安心な商品を提供してくれ!」
と言った感じです。

最近、安全・安心を求める声が増えているのですが、それに対して、お金を払うという声がありません。
「相手に求めるが、代償は払わない」ということです。
これでは、消費者が、生産者に対して、恐喝、詐欺を行っているのと同じです。

必要なものには、しっかりお金を払う姿勢が、大切です。

食品偽装についても、もし、消費者が、
「もっと高くて良いから、安全・安心な商品を提供してくれ!」
と言っていたならば、偽装は起こらなかったでしょう。

教訓:
・商品は値切ってはならない!
・良い商品は、できるだけ、高い値段で買おう!
・生産者に対する感謝の気持ちを忘れずに!

過去の日本社会では、安全・安心のために、巨額のお金が費やされていました。
でも、その費用を商品に上乗せできず、結果的に、デフレに至っています。
そして、最近では、安全・安心のために、充分なお金を掛けられなくなっています。
消費者が値上げを受け入れる事が、安全・安心の確保、さらに、デフレ脱却につながります。

原発事故も、安全のための費用をケチったのが原因です。
安全神話を維持するには、巨額の費用が必要なのです。
ところが、安全のためにお金を使うよりも、地元に補助金を渡して、
住民の心をお金で買った結果、悲惨な大事故に至ったのです。

夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。