夢主義社会トップへ 年金改革よりも廃止→生活保護に統一   2008年07月09日  戻る

国のやり方は、「将来のために」という大儀で、国民からお金を徴収し、
集めたお金を、充分な考え無しに垂れ流し、
数年後に問題を引き起こし、
数十年後には破綻というのがパターンのようです。

これは、国や役所には、何十年も先の事を考えて、お金を積み立てて、
しっかり管理・運用する能力が無いということです。

単に、国民から預かったお金を勝手に操作して、自分たちが仕事をしているかのように見せているだけです。
そして、国民から預かったお金は、どんどん消えていきます。
それどころか、財政赤字800兆円と言われています。
日本は既に破綻しているように思えます。

このように考えると、何十年も先の事を考えて、国民からお金を徴収して、
管理・運用するという行為そのものに無理があると考えられます。
この際、このような制度を作ることを、禁止すべきではないでしょうか。

あれこれ細かく制度改革を行うよりも、全て廃止した方が、シンプルで良いと思います。
日本年金機構に移行しても、結局、無駄な移行費用が掛かるだけです。

年金の運用は、世界経済が右上がりの場合にのみ、利を得られます。
ところが、世界経済は、長期的には、右下がりに入りました。
マネーゲームが実態経済を左右する現代では、年金資産は、一部のヘッジファンドの格好の餌食になるだけです。

一般の銀行だって破綻します。
新銀行東京も、破綻寸前です。
5年前に、大手銀行も破綻寸前でした。
そして、今また、株価下落で破綻の危機へ向かっています。
日本年金機構も、このまま行けば、何れ破綻するでしょう。
年金資産10兆円を、日本版政府系ファンドで運用するなんて、完璧に破綻です。

★私の廃止案:
■年金制度を廃止して、生活保護に統一。
 ※但し、生活保護を受ける人には、可能なレベルのボランティア活動を義務付けします。
■介護保険制度を廃止して、生活保護を受けている人たちのボランティアで対応。
■健康保険制度を廃止して、最低限の医療は無料。それ以上は全て自己負担。
 ※入院中の世話も、生活保護を受けている人たちのボランティアで対応。
これに伴い、年金・介護・健康保険料の徴収を止めます。
財源は全て、税金で対応します。

逆に言うと、税金で対応できる範囲の行政を行うということです。
それ以上のサービスは、個人の判断で、民間のサービスを利用すれば良いのです。
国が、保険料を徴収してまで、あれこれ行う必要はありません。
そもそも、国には、徴収した保険料を正しく管理する能力がありません。

このような無能な国に、色々期待する国民にも問題があります。

<追伸>
「夢主義社会」には、お金が存在しないので、当然、医療費は無料です。
全ての人間が、必要な治療を受けることができます。
必要な治療とは、その人が回復して、人類の未来のために役立つための治療です。