夢主義社会トップへ 裁判員制度は国民への責任転嫁が目的   2008年12月01日  戻る

裁判の知識の無い素人の一般人を連れて来て、手取り足取り裁判を体験させても、それが、公正な裁判につながるとは思えません。
おそらく、裁判所として、
「国民も一緒に下した判決だから、公正な正しい裁判です。」
と言いたいのでしょう。
つまり、裁判員制度は国民への責任転嫁が目的という事です。

裁判の知識を持った一般人の中には、現状の裁判の進め方に疑問を持っている人が多くいます。
そういう人たちへの言い訳として考えられたのが裁判員制度です。

国民の中には、裁判員になって正しく人を裁けるのか不安に思っている人が多いようです。
でも、それは、大きな思い違いです。
裁判員の行うべきは、犯罪者を裁くのではなく、検察官や裁判官をチェックすべきなのです。
検察官や裁判官をチェックして、筋の通った裁判が行われているかを裁くのです。

裁判の基本は、「疑わしきは、罰せず」です。
検察側が十分な証拠を揃えていなければ、とりあえず無罪として、検察側に「しっかりしろ!」と言えば良いのです。
最近の警察官の不祥事を見ると、警察は信用に値しません。

また、裁判員制度に向けて法律の知識を勉強しなければと思っている人もいるようです。
これも、大きな思い違いです。
本来の裁判は、法律の知識を持たない一般人にも納得できる裁判でなければならないのです。

法律上の分からない言葉に対しては、「分かるように説明しなさい」と偉そうに堂々と要求すれば良いのです。

最近の広報等を見ると、国民を洗脳して、裁判所の都合の良いように裁判員制度を進めようとしているように思えます。
裁判員制度の目的は、「犯罪者を裁く」のではなく、「検察官や裁判官を裁く」と認識すべきです。

そして、最終的には、裁判や刑法そのものの変革に結びつける必要があります。


■「夢主義社会」の裁判:
★インターネット上で裁判
夢主義社会」では、裁判はインターネット上で行われます。
原告、被告、弁護士、裁判官のそれぞれの意見を、インターネット上に公開します。
インターネット上の掲示板で、やり取りしながら裁判が進められます。
そして、一般人も、その裁判の内容に対して、意見を書き込むことができます。

被告人が、事実を隠ぺいしたり、他の人に危害を加えたりする恐れが無い限りは、拘束されることなく、自宅でインターネットを利用して裁判に臨みます。
また、裁判に支障を及ぼさない限り、労働も継続することができます。

労働は人類の未来のためです。
例え、何だかの罪を犯したとしても、できるだけ労働は継続するべきです。
労働の継続が、犯罪の継続にならない限りは、労働を継続できます。
最終的に罰を受ける必要がありますが、軽犯罪での罰は、衣食住のポイントの削減のみで拘束はされません。
中レベルの犯罪の罰でも、自由時間が削減されるだけです。
重犯罪の場合には、臓器提供の刑を取り入れます。
※現在の懲役5年に付き、1個の臓器提供とします。

現状の裁判では、事件に関係する人が全員、裁判所に出向いて、長々とした話を聞く必要があり、時間の無駄です。
また、人間を、拘置所に長期間、拘留するのも、もったいないことです。