国民は、景気を良くしろ! 社会保障の充実を! と要望(欲望)します。 ココに、理性はありません。 そして、政府は、国民の要望(欲望)に応えて、お金をばら撒きます。 国民は、ばら撒かれたお金を要領よく手に入れるために知恵を使います。 ばら撒かれたお金は、人間関係に従って流れるため、人脈等に頼った営業活動になります。 企業は、ばら撒かれたお金を要領よく手に入れる事を第一に考え、技術革新に力を入れなくなります。 そして、日本は、海外との競争力を低下させます。 結果、ばら撒かれたお金は、財政赤字を増やすだけになります。 政府が、景気対策と称してお金をばら撒く限り、 国民は、政府に期待します。 この結果、国民は頑張らなくなり、日本をダメにしました。 本来、日本人は、地道にコツコツ、まじめにコツコツ、頑張る民族なのです。 それを、政府のばら撒きが、日本人を腐敗させてしまいました。 民主主義において、政府が、国民の要望(欲望)に応えるのは当然です。 問題なのは、国民の要望(欲望)です。 国民が欲望を捨て、理性を持たない限り、日本の財政破綻は間違いないです。 <補足1> 自民党は、政府主導で日本を元気にしようと考えているようです。 でも、政府主導では、自律回復には永遠に至りません。 政府が、お金をばら撒けば、ばら撒いただけ、格差が拡大し、デフレを深刻にします。 国民が、政府からのばら撒きを期待している間は、永遠に自律回復には至りません。 自律回復には、国民全員が意欲を持って頑張る必要があります。 政府が小さな政府になり、国民が「政府に何も期待できない」と感じた時、初めて国民は頑張り始めます。 企業に対して、実質的な減税は不要です。 補助金等の優遇制度を廃止する代わりに、法人税を引下げるのが正しい手法です。 そして、政府が企業活動に口を出さない事が大切です。 今まで、企業が元気になれば、従業員の報酬が増えるという大儀の下に、企業を支援してきましたが、実際には、企業は従業員の報酬を増やさず、景気がどんどん悪くなり、国の財政赤字はどんどん増えています。 政府は、企業活動に口を出すべきでは有りません。 自由な経済活動に任せるべきです。 そうすれば、小さな政府になり、民間レベルで元気が出てきます。 <補足2> 大きな政府の実態は、お金依存症という病気です。 お金依存症は、アルコール依存症と同じです。 父親がアルコール依存症で、毎日お酒を飲み、働かず、暴力を振るい、「酒をよこせ!」と喚くのでは、家族は不安で、元気にはなれません。 今の政府も同様で、無駄にお金をばら撒き、働かず、大声で好き勝手な事を言い、さらに、国民に「お金(消費税)をよこせ!」と迫ります。 これでは、国民は不安が増すだけで、元気にはなれません。 父親がお酒を飲むのを止めれば、家族は安心でき、元気になれます。 同様に、政府がばら撒きを止めれば、国民は安心でき、元気になれます。 ★政府は節約、元気は民間から ・助成金・補助金を廃止、法人税を下げる ・医療や介護の充実よりも、健康な生活指導※健康は自己責任 ・年金・医療・介護制度の廃止※全て自己責任で対応 ・生活保護は現物支給※生活保護受給者には責任も自由も無い 政府が小さな政府になり、何もしなければ、民間から知恵が出てきます。 民間の知恵こそが、元気の源です。 ★経済活性化につながる税制抜本改革案 ・翌年中に使わなかった所得に課税。 ・現預金での贈与禁止。相続時、現預金は全額没収。 使わないお金に課税する制度にすれば、国民は一生懸命消費するようになります。 「夢主義社会」は、300年後の理想社会を考えます。 |