■戦争で荒廃!→資本主義で荒廃!
昔は、戦争で勝つ事で、豊かになれると考えられていました。
確かに、初期の頃は、戦争で勝った国は、豊かでした。
でも、その豊かさは、一時的なものでした。
何れは、他の国に滅ぼされたり、
軍事に力を注ぎ込む間に、庶民の暮らしが苦しくなり、自滅した場合もあります。
現在の資本主義での豊かさも、戦争と同じに見えます。
資本主義社会での競争に勝つ事で、豊かになれます。
でも、この豊かさは、一時的なものです。
競争に負ければ、破綻です。
また、競争に勝つために、多くの人たちを犠牲にしています。
・格差の拡大
・巨額の財政赤字
・マネーの暴走(サブプライム問題)
・大気汚染・土壌汚染による公害
・地球温暖化
・食糧危機
・安全・安心の崩壊
・犯罪増加
・精神の崩壊(無差別殺人、自殺の増加)
戦争と同様に、競争に力を注ぎ込む間に、庶民の暮らしが苦しくなり、何れ自滅するのでしょう。
戦争は、物理的な攻撃で戦います。
資本主義は、お金の論理で戦います。
戦いの結果は、荒廃だけです。
人類は、お互いに助け合って、今の文明を築き上げました。
競争よりも、助け合いを重視した社会構造を考えるべきです。
競争に勝ちたいという感情は、一人一人の意識に、常に存在します。
ですから、社会構造として、それをわざわざ後押しする必要はありません。
社会構造に必要なのは、競争に勝ちたいという感情を抑えて、助け合いに向かわせる構造です。
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