トップへ        関係なくても人間は大切                      戻る

人間関係が大切」と言われます。
そして、いつのまにか、「関係が大切」となり、「人間」が忘れられたように感じます。
本来、「人間が大切」なのではないでしょうか?

「人間」が忘れられた結果、
関係のある人とは仲良く、
関係の無い人には冷たく、場合によっては、迷惑を掛けることもあるでしょう。
極端な話、関係の無い人は、人間と認めていないのでは?と感じることもあります。
これが、様々な不正や犯罪につながっているように思えます。

本来、人類は皆、友達・仲間です。
全ての人類は、未来に向かって一緒に歩む仲間です。
名前も知らない、顔も知らない、会った事も無い人たちでも、人類の未来に向かって歩む仲間です。

ですから、関係を意識する必要はないのです。
人類の未来に向かって歩む行為において、必要であれば、互いに協力すれば良いのです。
必要な時に、必要な相手と、必要な範囲の人間関係で協力すれば良いのです。

実際に、ボランティア活動では、
名前も知らない、顔も知らない、会った事も無い人たちのところへ行って、
名前も知らない、顔も知らない、会った事も無い人たちと協力して、支援します。

夢主義社会
著者:大森誠司
発行:ブイツーソリューション
発売:星雲社
本の大きさ:B6サイズ
ページ数:172頁
発行年月:2007年12月
ISBN978-4-434-11350-5
価格:1,500円+消費税