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「舌先三寸の人間たちによる腐った社会」

私は、子供の頃から、今の社会を、「舌先三寸の人間たちによる腐った社会」と感じていました。
  ・「真実が、舌先三寸で歪められてしまう社会」
  ・「正直者はバカを見る社会」
最近、詐欺行為が事件として表面化することが増えていますが、一般の身近な人間関係でも、舌先三寸で真実が歪められることは、よくあることではないでしょうか。
  ・「人の優しさに付け込む卑劣な人間たち」
人と人が会って話しをすることは、心と心を通わす手段にはならず、舌先三寸の技に長けた人間の都合の良い方向に進めるための手段になります。
  ・「嘘、はったり、見栄」
そもそも、人が口にする言葉は、情報量が少なく、曖昧です。その曖昧さを利用するのが舌先三寸の技です。
このような曖昧さを無くするには、「コンピュータを利用するしかない(コンピュータ管理社会)」と、子供心に思い、コンピュータ関連の仕事をしたいと考えていました。

思い通り、コンピュータ関係の会社に就職したのですが、会社の中の人間たちは、やはり、舌先三寸の人間ばかりでした。
とりあえず、「この会社から変えていこう」と思い、会社に対して「本来はこうあるべき」という私の考えをいろいろと提案してきたのですが、何一つ受け入れられませんでした。
※提案した私の考え
考えて見れば、会社の中の人間たちは、会社という大きな機械の中の歯車にすぎません。心を持たない歯車に対して、どんなにアプローチしたところで、何も変わらないのは当然です。
※人間は、皆、心を持っているかのように思えますが、実際には、ほとんどの人間は、ただ単に、周りの状況に流されているだけであり、心があるとは言えない状況だと思います。
この会社に対して、私の考えをいろいろと提案しても、「猫に小判、馬の耳に念仏」で、無駄であることが分かりました。これ以上、この会社に居ても、意味が無いと思い、退職しました。
※退職の経緯

これからは、インターネットを使って、多くの人にアピールしたいと思っています。
インターネット上では、会社の中とは異なり、いろいろな世代、職、立場の人たちがいます。
その中には、私の考えに共感して頂ける人もいるのではと思います。

舌先三寸の人間たち

コンピュータメーカーの
社長の言葉
(※社内向けのメッセージで)
こんなに障害の多いパソコンしか作れないのであれば、他のメーカーのパソコンを売るぞ!
(私の感想:とてもメーカー社長の言葉とは思えない。いつから商社になったんだ?)
コンピュータメーカーの
子会社の社長の座
コンピュータメーカーの親会社の天下り先
営業本部長の言葉
(専務)
俺は30年営業やってきた
俺の話を聞け
俺の直感だ
人事部長 (※私が長野支社の現状の問題点を説明したところ)
自分の昔話を始めて、「私は、昔、頑張った。君も頑張れ」と、何一つ具体的な解決策は無かった。
販売推進部長
(後に取締役に昇進)
(※私が長野支社の現状の問題点を説明したところ)
自分の昔話を始めて、「私は、昔、頑張った。君も頑張れ」と、何一つ具体的な解決策は無かった。
私の感想:
この会社の幹部社員たちは、昔、有能な上司にチャンスを与えられ、育てられた。
その後、年功序列で、上司の座に就いた。
したがって、部下の育て方・使い方を知らない、無能な上司である。
でたらめな人事異動や、仕事の割り当てを行い、
偶々成果を出せて、自分を上司と認めてくれる人を残し、
自分の問題点を突く人を排除する。
このようにして、自分の上司としての座を、確保してきた人たちのようである。
人事課長の言葉 「早期退職優遇制度」は、親会社に合わせて作成しただけで、実際に適用するつもりはない。
支社長の言葉 (※名古屋支社の営業部長が、長野支社長として転勤してきた。)
本社の上役への電話で、
「空気のきれいな、景色の良いところに、転勤させて頂き有難うございました。」
私の感想:
会社の中では、上司の御機嫌を取りながら、上司の都合良く振舞うのが基本のようです。
営業部長の言葉 (※顧客に対して)
「仕事が取れれば近くに営業所を作ります」
と言って仕事を請けたが、仕事が取れても、営業所は作れず、10年経過。
営業課長の言葉 入札に行って、1回目○○円、2回目○○円で出してくれ。他の会社が落札することになっている
私:これって談合ではないのですか?
こんなことが談合だと言ったら、営業の仕事がなくなる。
  仕事中に、社内電話で、ゴルフの参加者確認に忙しい管理職
労働組合の
委員長の言葉
(※私が会社の現状の問題点を説明したところ)
会社が嫌いなら、会社を辞めろ!
電話を取らない
営業マン
会社の中で、電話が鳴っても、電話を取らない営業マンたち。
※自分に関係ない電話は取りたくない、少しでも自分が楽をしたい、自己中心的な人間たち。

論文(会社の中での個人的な革命活動)

IT革命後の営業活動
なぜ、赤字プロジェクトを繰り返すのか?

今の時代(間違った社会)

お金は天下の回り物 お金は労働の対価ではない。
どんなにすばらしい仕事をしても、それだけではお金はもらえない。
お金が自分の懐に入って来るように、頭を使うことが重要
さらに言えば、商品・サービスが無くても舌先三寸でお金を得ることも可能(詐欺行為)
日本は和を重んじる国 法律やルールよりも、仲良く(協調性)が尊ばれる社会
(例えば、談合、癒着、赤信号皆で渡れば怖くない等)
階級社会 現在の日本は、民主主義で、人は皆、平等のはずですが、何故か、会社組織(特に古い会社)は、階級社会で、社長は「殿様」って感じです。(封権社会?)
会社の中では、上司の御機嫌を取りながら、上司の都合良く振舞うことで、出世できるようです。学力や創造力よりも、要領よく振舞うことが重視されるようです。
子供は大人社会の鏡 最近問題になっている、子供の学力低下の、真の原因は、このような腐った大人社会(学力や創造力よりも、舌先三寸を重視)にあると思われます。
夢を持たない若者たち 学力や創造力よりも、舌先三寸が重視される社会においては、ただ単に、「お金持ちになりたい」という欲望のみが存在します。
※「お金持ちになりたい」というのは、夢とは言えません。