東京地検の責任:遅過ぎた捜査(その2) 2006年01月24日
今回のライブドア疑惑が、ほんとうに法律に違反していたならば、ライブドアは投資家を欺いていたことになります。しかし、この不正を認識しながら、1年間、何の問題提起もせずに黙っていた東京地検は、国民全員を欺いていたことになります。 衆議院選挙等の時には、ホリエモンを応援する人々を見て、「何も知らずに、バカなやつらだ」と笑っていたのかもしれません。 東京地検は、「ライブドアの容疑を十分に固めてからでないと、逮捕できない」ということで、秘密にしていたのだと思います。国民を守ることよりも、逮捕して自分の成果を上げたい。おそらく、東京地検も成果主義なのだと思います。 さらに、超憶測ですが、政界や財界の大物から、 「今は未だ早すぎる、もっと景気が回復してからにしろ」 ※本音:俺の持ち株が、未だ赤字だ。持ち株が黒字になってからにしてくれ。 「ホリエモンを生かしておいた方が景気回復に良い」 という意向があったのではないでしょうか? そして、今年になって、 「十分に景気回復したので、強制捜査やって良い」 ※本音:自分の持ち株を、全部売ったので、株価が下落してもいいや。 しかし、東京地検を動かせる政界・財界の大物ってだれなんだろう? 少なくとも、小泉総理でないことは確かなようです。 今の社会では、信用できない人ばかりです。政治家は当然ですが、警察、銀行員、自衛隊、先生等、あらゆる人たちが問題を引き起こす時代です。 あまり目立ち過ぎると、身に覚えの無い容疑で、突然逮捕されてしまうかもしれません。 ※ホリエモンの場合も、そんな感じがします。 自殺を装って、殺されたりするかもしれません。 何が真実で、何がウソなのか分からない社会です。ほんとに、怖い社会です。 |