夢主義社会トップへ 改革は破壊から!   2006年03月21日  戻る

ブロークン&ビルド(broken&build) という言葉がありますが、新しい社会を作るには、まず、既存社会を壊す必要があります。

小泉総理は自民党を壊してくれました。
※と言っても、生き延びた古狸は、かなりいたようですが・・・。
ホリエモンは、「時価総額世界一を目指す」という行為の中で、従来のお金の流れを壊そうとしていました。

従来のお金の流れは、古狸のような人間たちが、その人間関係(ドロドロした人間関係)で、自分たち(古狸)に都合良く、お金が回るように、築き上げた社会です。その中で、若者たちは、古狸に都合の良い道具として、使われています。
若者たちが自主性を持って働ける社会を作るには、従来のお金の流れを壊し、若者主体のお金の流れを作る必要がありました。
そこで、ホリエモンは、「時価総額世界一を目指す」という行為の中で、従来の古狸主体のお金の流れを、若者主体のお金の流れに変えようとしたのです。
ホリエモン本人にそういう真意があったかどうかは分かりませんが、結果として、行動はそうなっています。ですから、多くの若者は、その行動に共感を感じ支援したのです。そういう意味において、ホリエモンは若者にとって、歩むべき道を示してくれる救世主なのです。

その救世主を、たかがお金のことぐらいで潰して良いのでしょうか?
ホリエモンを潰すということは、多くの若者の歩むべき道を潰すことです。
革命においては、既存社会のルールで善悪は決められません。
日本の未来を担うのは、若者です。古狸ではありません。潰すべきは、古狸です。

最近のニュースを見ていると、ライブドア関係者の海外口座等、あっちこっち隅々まで調べているようですが、調べるべきは、古狸の方ではないでしょうか。政治家や財界の大物の口座を、隅々まで調べて、不正なお金の流れがないか調査すべきです。それこそが、東京地検特捜部の仕事だと思います。