夢主義社会トップへ 日銀総裁辞任すべき(その3)   2006年07月01日  戻る

日銀総裁は、国民から信頼されていることが絶対条件です。
信頼を失った時点で、辞任すべきです。
不正か否かの問題ではありません。

そもそも、日本のルールは、曖昧で、甘く、不備だらけのルールです。
そんな無意味なルールを盾に、日銀総裁の地位にしがみついてもらっては困ります。
もし不正の疑いがあったならば、辞任だけでは済まされません。東京地検の出番です。
東京地検は、ライブドアや村上ファンドを強制捜査したのと同様に、日銀総裁を強制捜査すべきであると思います。そして、日銀総裁を拘置所に入れて、事実を確認すべきです。
すでに、インサイダー疑惑も出ています。東京地検の能力を持ってすれば、ライブドアや村上ファンドの時と同様に、現状の法律を駆使して、日銀総裁を犯罪者に仕立て上げることは十分に可能です。
ライブドアや村上ファンドは問題視して、日銀総裁を問題視しないのは、不公平です。

しかし、日銀総裁の件も、ライブドアや村上ファンドの件も、真の問題点は、日本のルールの甘さにあります。
ライブドアや村上ファンドの件も、証券取引法に不備があったために起きた事件です。
さらにいうと、耐震強度偽装問題も、チェックルールが性善説に基づいていたために起きた事件です。

個々の企業や個人を問題視するよりも、法律の不備の改善こそが、真に求められる「構造改革」だと思います。
不備のある法律ができた原因は、国にあります。国会で、不備が無いように充分に議論・検討すべきでした。ところが、今の国会では、「野党は与党に対して、兎にも角にも反対」です。前向きな議論や検討は全く行われていません。その結果、不備のある法律が作られたのです。
おそらく、野党は、「自分たちに政権を任されるまで、与党の邪魔をしてやろう」というのが本音なのだと思います。前向きな議論や検討を行う気持ちは、全く無いのだと思います。(政治腐敗)

国会議員には、政党や派閥に捉われずに、日本の未来のために、知恵を出してほしいと思います。

夢主義社会
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