人の脳は、300歳まで生きられるという話を聞いたことがあります。 でも現実的には、人の寿命は、心臓の寿命によって決まるようです。 仮に、90歳の老人が自宅で静かに息をひきとった際に、急いで蘇生処置を施し、病院で人口心臓や人口呼吸器で延命治療すれば、少しは長く生きることができるでしょう。しっかりとした人口心臓や人口呼吸器で延命治療すれば、300歳まで生きられるかもしれません。延命治療である以上、ベッドから起き上がることはできないでしょう。永遠に眠ったままかもしれません。でも、少なくとも、脳は生きています。 この状態を、サイボーグと呼びたいと思います。 SFの物語のように、医療技術が進歩して、人口心臓や人口呼吸器といった機械を、人間の体の中に組み込めるようになれば、普通に生活することも可能になるのでしょうが、未だ未だのようです。 また、延命治療には、多くのお金が掛かります。それでも、お金持ちの人間の中には、いくらお金が掛かっても良いので、長く生きたいと希望する人もいるかもしれません。 現状の延命治療は、サイボーグの先駆けと言えるかもしれません。 延命治療が一般的になってしまうと、老衰により自宅で静かに息をひきとっても、とりあえず病院へ運び、蘇生処置を施すことになり、人は皆、人生の最後を病院で終えることになります。 夢主義社会 https://www.dream-think.com/ |