保護者は第一義的責任:無責任な政治家に言われたくない 2006年12月17日
改正教育基本法の内容で、 家庭教育について、「保護者は、子の教育について第一義的責任を有する」との事でした。 内容は正しいと思うのですが、「無責任な政治家にだけは言われたくない」という感じがします。 タウンミーティングで「やらせ質問」が行われた責任として、給与を返上したのは、「無責任ではない。しっかり責任を取る。」というポーズを示したかったのでしょう。 でも、反省のポーズぐらい猿でもできます。 ※安倍総理が、給与3ヶ月分(約100万円)を返上したとのことですが、総理大臣の報酬月額って300万円ぐらいではなかったでしょうか? 今回の給与とは、基本給のことなのでしょうか? 総理大臣なら、1000万円ぐらい返上してほしいと思います。 そもそも、責任とは、権限に対して付いてくるものです。 政治家には、大きな権限が与えられている分けですから、責任が問われるのは当然です。 それに対して、保護者には、何の権限が与えられているのでしょうか? 権限を与えずに、「保護者の責任」と押し付けるのは、ひどいと思います。 でもよくよく考えてみると、政治家を選び、権限を与えているのは、国民です。 国民は、政治家を選ぶ権限を持っています。 憲法でも、「主権は国民に有り」と宣言しています。 つまり、国民には、権限が無いのではなく、権限を行使していないだけなのだと思います。 舌先三寸の政治家に任せっきりで、放置していた結果、政治家が私利私欲で勝手に行動するようになったということです。 政治家は、国民に雇われている使用人に過ぎません。使用人(政治家)が勝手なことをしないように、国民は、政治家をしっかり選び、しっかり監視する必要があるということのようです。 ドリームシンク(DreamThink):夢思考 https://www.dream-think.com/ |