夢主義社会トップへ ライブドア疑惑:強制捜査の真相   2006年01月22日  戻る

「出る杭は打たれる!」
ニュースを見ていて分かったのですが、今回のライブドア証券取引法違反疑惑についての強制調査は、政界・財界の人間が、東京地検に働き掛けたようです。 

ここからは私の想像ですが、目立ち過ぎた堀江氏の行動を快く思わない政界・財界の人間が、東京地検に対して、「ライブドアを潰せ!」と働き掛けたのではないでしょうか? さらに、この政界・財界の人間は、小泉内閣の構造改革も快く思っていないため、昨年の選挙で関係していた堀江氏を陥れることにより、小泉内閣の構造改革にダメージを与えようというのが狙いだったのではないでしょうか?

今の社会は、政界・財界の人間が支配している社会です。東京地検も含めた公共機関は、このような政界・財界の人間の意向が反映されます。
今回のライブドアの不正のような行為は、他の会社でも行っているところが多くあります。でも、このような政界・財界の人間と仲良くしていれば、不正を追求されたりしません。
たとえば、政治献金をしっかり行っている企業は、多少の不正をしていても、不正を追求されたりしません。
ライブドアも、政治献金をしっかり行っていれば、今回の強制捜査は無かったでしょう。

今の社会では、人間関係が重視されます。政界・財界の大物の意向を伺いながら、御機嫌を取りながら、政界・財界の大物に都合良く振舞うのが基本です。もちろん、社会の小さな単位としての会社の中でも、上司の御機嫌を取りながら、上司の都合良く振舞うのが基本です。これを行わない人間は、どんなに正しくても、むしろ正しければ正しいほど、社会や会社から排除されることになります。
  「舌先三寸の人間たちによる腐った社会」

<補足>
私は、ライブドアのようなマネーゲーム会社は嫌いです。しかし、それ以上に、舌先三寸の政治家や財界人は、もっと嫌いで軽蔑しています。
このため、今回の疑惑については、ホリエモンを応援します。
「ホリエモン頑張れ! 負けるなホリエモン!」

ちなみに、私が好きな企業は、ソフトバンク、楽天、松井証券です。
これらの企業は、単なるマネーゲームではなく、社会を変えようという信念が感じられます。