年末年始には、ボランティアの人たちが、年越し派遣村を作って、解雇された人たちの救済を行っているようです。 本来、生活保護制度が充分に機能していれば、ボランティアの人たちが、対応する必要は無かったのです。 今の日本では、お金が無いからと言って、ホームレスになる必要は無いのです。 また、ネットカフェ難民になる必要も無いのです。 ましてや、命を失う必要は無いのです。 日本の憲法では、全ての国民が最低限度の生活を保障されています。 ところが、現状では、この生活保護制度が充分に機能していないようです。 その理由は、 ・生活保護を受ける事は恥ずかしい事と考えている人が多い。 ・保護申請の受付窓口で、申請しないように、職員が働き掛けているケースが多い。 ・このような状況から、生活保護を、申請せずに諦めている人が多い。 本来、経済的に困窮するのは、今の社会構造に問題があるからです。 本人の問題ではありません。 ですから、堂々と、生活保護を申請すべきです。 まず、福祉事務所で生活保護を申請しましょう。 受付窓口の職員に相談すると、舌先三寸で申請を諦めさせられる可能性が高いので、相談せずに、まず、生活保護を申請しましょう。 年越し派遣村に集まった人たちも、明日、5日から生活保護の申請に行くそうです。 正しく生活保護が認められる事を、国民全員で監視する必要があります。 生活保護は、国民が安心して生活できる最低限のセーフティーラインです。 この生活保護制度がしっかり機能しないのでは、安心して生活できません。 今回の件で、生活保護制度がしっかり機能するようになれば、国民は、将来の不安に備えて貯金をする必要が無くなります。 そうすれば、消費が拡大し、経済が活性化します。 |