国会での答弁を見ていると、いじめて、いじめられて、いじめ返している感じです。 最近の大量解雇も、いじめです。 今の社会で、地位・名誉を得た人間は、他の人をいじめる事で、その地位・名誉を得たといっても過言ではないでしょう。 子供のいじめは、このような大人社会の真似をしているだけです。 直接いじめると見つかってしまうので、ネットで隠れて行っているだけです。 大人社会のいじめを無くさない限りは、子供のいじめは無くなりません。 でも、今の競争社会、さらに、人間関係重視社会では、困難でしょう。 無能な人間が競争社会で勝つためには、人間関係で優位な立場を得る以外にありません。 人間関係で優位な立場を得る手段が、いじめなのです。 無能な人間が優位な立場を得るには、優秀な人間を自分の配下に置く必要があります。 優秀な人間を自分の配下に置くために、いじめを利用します。 つまり、自分の配下になる事を拒否した人を、いじめるという事です。 とりあえず、子供のいじめを無くすには、大人社会を子供に見せない事が大切です。 そのためには、子供たちを、大人社会から隔離する事が必要です。 と言っても、そんな事はできないので、とりあえず、お酒やタバコと同様に、インターネットを未成年者禁止にすべきでしょう。 インターネットは、仮想社会です。 脳の発育途上の子供がネットを使うと、現実と仮想社会の区別がつかなくなり、暴走し易い人間に育ちます。 ネット中毒という話しがありますが、正に、麻薬と同じで、脳の正常な発育を阻害しています。 ネット中毒の子供が大人になると、競争は激化し、不正行為をしてでも勝ちたいと考えます。 そして、競争は狂気を引き起こし、様々な犯罪を引き起こします。 競争社会の一番の問題点は、競争に勝った人にお金という報酬が与えられる事です。 そのお金で、何でも買えます。 多くのお金を手にした人は、そのお金を欲望に費やします。 その結果、社会は欲望社会になります。 実は、お金自体が、人間が作り出した仮想の媒体なのです。 つまり、現代社会は、お金と言う仮想の媒体が大きな力を持つ仮想社会なのです。 仮想社会なので、バブル崩壊のように暴走が起きるのです。 このように考えると、解決策は、お金の廃止という事になりそうです。 「夢主義社会」にお金はありません。 |