「人・物・金」から「人・物」への革命 2009年05月06日
現状は、人・物・金の中の、お金を重視する社会です。 結果、人・物が軽視されています。 お金の力で、人・物を安く利用しています。 これが格差を拡大させています。 お金は欲望を加速させます。 経済の活性化とは、欲望を加速させる行為です。 人々の欲望を満たす商売が儲かります。 政治家や官僚も、人々の欲望をつかむのが上手なようです。 逆に、地道にコツコツ頑張っている人は、作った物を安く買い叩かれ、報われません。 今の社会では、この行為を正しい行為と考えているようです。 でも、欲望を満たすために頑張る行為は、自分のためです。 その自分は、何れ年老いて死にます。 ですから、欲望は、自分が生きている間に実現しなければ価値がありません。 自分の欲望を実現するために、手段を選ばず、周りの人を犠牲にし、 さらには、人類の未来をも犠牲にして、達成しようとします。 その人が死んだ後、残るのは、犠牲になった人たちと、犠牲になった人類の未来です。 正に、今の日本社会が、それです。 ■お金持ちの一部の高齢者 ■年金・医療・介護制度は破綻寸前 ■子供を産みたくても、お金が無くてためらう若い夫婦 ■結婚したくても、お金が無くてためらう若者 高齢者たちが、欲望を満たすために頑張った結果、若者たちが犠牲になっています。 コンピュータ管理が進んだ現在、そろそろお金を廃止すべきではないでしょうか? 「人・物・金」から「人・物」への革命です。 本来、需要と供給のバランスが取れていれば良いのです。 お金を使わず、人・物だけの社会にすべきです。 これは、コンピュータ管理が進んだ現代では、充分に可能です。 いきなり、お金を廃止するのは反発がありそうなので、 まずは、2つの社会構造を用意し、人々にどちらかに入って頂きます。 一つは、現在の競争を基本にした自由主義経済社会 もう一つは、助け合いを基本にした夢主義社会です。 ■「夢主義社会」に、お金はありません。 ■人々は、夢を追い求めます。 ■報酬は、次の夢に挑戦できる権利です。 |