夢主義社会トップへ 地球温暖化対策ではなく化石燃料枯渇対策   2009年05月30日  戻る

木材チップでのバイオマス発電が増えているようです。
石油を燃やすとCO2排出にカウントされますが、木材チップは燃やしてもCO2排出にカウントされないそうです。
木材は再生可能資源だからだそうです。
でも、再生可能資源と言っても、実際に、植林で再生しなければ、石油と同じです。
逆に、石油を燃やしても、その後に、植林すれば木材と同じです。
やはり、木材チップもCO2排出にカウントすべきです。
そうしないと、ペテンです。

本来、CO2排出にカウントしなくて良い植物の燃焼は、砂漠等で新たに育てた植物に限定すべきです。
従来からの自然のCO2吸収サイクルに加味されている植物の燃焼は、CO2排出にカウントすべきです。

しかし、何故、石油・石炭の利用が、特別、悪者にされているのか?
それは、石油・石炭が、何れは枯渇するからです。
石油・石炭が枯渇すると、多くの企業が困ります。
そのために、代替策を、世界を上げて取り組んでいるのです。
つまり、真の狙いは、地球温暖化対策ではなく、化石燃料枯渇対策なのです。
従って、植物を燃やしてCO2が多く排出されて、地球温暖化が進んでも問題ないのです。

地球温暖化対策という大儀で進められていますが、ほんとうは、化石燃料が枯渇すると困る企業が、一般民衆を巻き込んで、代替策を模索しているだけなのです。
政府は、企業の論理を優先します。
一般民衆は、この企業や政府に、騙されているのです。

植物の燃焼をCO2排出にカウントして、対策を考えないと、地球温暖化はどんどん進みます。