資本主義はキツネやタヌキに化かされた社会 2009年07月18日
童話の中には、キツネやタヌキが、葉っぱをお金に変えて、人を騙す話があります。 キツネやタヌキは、商売人や政治家です。 商売人は、物を安く買って、高く売る事で利を得ます。 時には、相手を騙し、また時には、チャッカリ奪い取り、利を得ます。 政治家や公務員は、国民が皆で出し合った税金を、チャッカリ自分の懐に入れます。 お金は、人が物を得るために、便宜的に考え出した仮想の媒体です。 本来、お金自身には、何の価値もありません。 ところが、現代社会では、 キツネやタヌキが、仮想の媒体であるお金(葉っぱ)を、 あたかもお金自身に価値があるかのように振る舞い、 そのお金を右から左へ動かすだけで、個人的に巨額の利を得ています。 麻生総理が行う「ばら撒き型の景気対策」は、これです。 民主党も、ばら撒き方が少し違うだけで、結局は同じではないのでしょうか? そもそも政治家の存在が問題なのです。 商売人や政治家・公務員が、必要以上に個人的に利を得た結果、社会はどんどん疲弊します。
ベルベルちゃん(10歳)は、大人が紙切れ(千円札)で物を買っているのを見て思いました。 「あんな汚い紙切れで、物と交換できるのなら、この綺麗な葉っぱで、もっと良い物と交換してもらえるハズ」 そこで、ベルベルちゃんは、綺麗な葉っぱを持ってケーキ屋さんに行きました。 ベルベル:「この葉っぱで、ケーキ1個下さい」 店員のメイちゃん(17歳)は、理解できず困っています。 <余談> 「夢主義社会」に、商売人は存在しません。全ての取引はコンピュータ管理です。 「夢主義社会」に、国会議員は存在しません。インターネットによる直接民主制です。 「夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。 |