夢主義社会トップへ Winny裁判:悪用した人間を罰するべき   2009年10月08日  戻る

Winny(ウィニー)を開発・公開した人が、著作権法違反のほう助の罪に問われていた裁判で、二審は逆転無罪だったそうです。
大変正しい判決です。

プログラムは、単なる道具です。
その道具が悪用されたならば、悪用した人間を罰するべきです。
道具を作った人を罰するのは、筋違いです。

言ってみれば、包丁で人が殺された際に、包丁の製造会社を、殺人ほう助の罪に問うのと同じです。
包丁で美味しい料理を作るのか、それとも殺人を行うかは、あくまでも、その道具を使う人の判断です。
全ての道具は、それを使う人の心一つで、良い事にも、悪い事にも使えます。

核兵器も同様です。
核兵器で、地球に衝突する隕石を破壊すれば、人類の未来に役立ちます。
でも、核兵器を戦争に使えば、人類の破滅につながります。
あくまでも、道具を間違った事に使う人間が悪いのです。

道具は悪くありませんし、道具を作った人も悪くありません。

夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。