貯蓄税の薦め:お金を政府が100%管理
2013年09月16日
社会保障と税との一体改革は、貯蓄税の導入が正しい道です。 お金は天下の回り物です。 お金は使うために在ります。 株式投資や不動産投資でも良いので、お金を回す事が大切です。 使われないお金(現預金)は、国が回収すべきです。 景気が良い時(インフレ時):消費税 景気が悪い時(デフレ時):貯蓄税 を国の収入源にするのが正しい税制です。 貯蓄税を導入するには、現金を廃止して、 全てのお金をコンピュータ管理できる環境が必要です。 それも、世界中で統一して実施する必要があります。 世界中で金融危機が問題になっている今こそ、導入のチャンスです。 貯蓄税は、格差解消にもなります。 全てのお金をコンピュータ管理する事で、 新しい税制、新しい金融政策が可能になります。 お金を政府が100%管理できるようになり、 金融危機の無い安定した経済を実現できます。 さらに、現金の廃止により、 犯罪の防止、経済の効率化 を行なえます。 現金の廃止は、キャッシュレスが進んだ現代では、容易い事です。 現状のキャッシュレスを推進すれば良いだけです。 現金での取引に高い手数料を付加すれば、スムーズに移行できるでしょう。 銀行口座から出て行くお金に消費税、 銀行口座に貯まったお金に貯蓄税、 という手法で、銀行が税金を徴収する制度にすれば良いでしょう。 政府は、その銀行口座の情報を監視すれば良いのです。 お金は、商品・サービスを得るための一時的な媒体なのです。 お金を資産と考える事に問題があります。 お金は、自由主義経済が円滑に行なわれるように、国が貸し出しているだけなのです。 そのお金の動きを、国がコンピュータ管理でしっかり監視するのは、当然の義務です。 貯蓄税を課税されたく無い人は、債権や不動産を購入すれば良いのです。 とりあえず、国債を買えば良いでしょう。 貯蓄税の導入が決まれば、ほとんどの人は、直ちに債権や不動産にお金をシフトするので、 実質的には、貯蓄税による税収は無いと思われます。 しかし、これにより、眠っていたお金が動き出し、一気にデフレ脱却できます。 補足: 現在の消費低迷は、お金を持っている人たちが使わなくなった事が原因です。 お金は、貯めて置くと増えるのが、従来の発想です。 これが、消費を低迷させています。 逆に、お金を貯めて置くと、だんだん減るようにすれば、消費が増えます。 社会保障と税の一体改革が検討されているようですが、 税制抜本改革は、貯蓄税の導入です。 消費税は、消費を低迷させます。 所得税、法人税も、結果的に、消費を低迷させます。 貯蓄に対して税金を掛ければ、消費が増えます。 景気低迷の現状では、まず、貯蓄税を導入し、消費税を廃止すべきです。 「お金をばら撒いて景気を良くすれば、税収が増えて、財政健全化できる」 という話がありますが、日本人は節約志向です。 いくらお金をばら撒いても、日本人はすぐに自分の懐に入れてしまうので、 景気は良くなりません。 これは、過去の自民党政権時代に証明済みです。 お金は天下の回り物です。 お金は使うために在ります。 株式投資や不動産投資でも良いので、お金を回す事が大切です。 使われないお金(貯蓄)は、国が回収すべきです。 但し、タンス預金等の現金で貯蓄されると、状況を把握できないので、現金の廃止が必要です。 貯蓄税実施のためには、現金を廃止して、すべてのお金をコンピュータ管理する必要があります。 お金は、国が発行しています。 そのお金の動きを、国がしっかり監視するのは、当然の行為です。 お金は、公共の媒体なのです。 ※「夢主義社会」への革命は、現金の廃止から始まります。 ![]() |