以前、各国は、経済危機に対応するため、巨額のお金をばら撒きました。 そのお金がマネーゲームに向かい、巨大なマネーの怪物を作りました。 マネーの怪物は、国のコントロールが効きません。 実体経済とは関係なく行動し、国に「もっとお金をよこせ」と要求します。 巨額のお金のばら撒きが、格差を拡大し、財政悪化、景気低迷を加速しました。 さらに、その混迷が、社会の混乱を招き、犯罪の増加を招いています。 本当は、従来の社会構造(資本主義社会)が終焉を迎えようとしているのです。 いつまでも昔ながらの手法では、何れ行き詰まるのが当然でしょう。 ピンチはチャンスです。 新しい社会構造に変革のチャンスです。 ★格差の無い社会(地位・名誉にお金が流れない社会)。 ★お金に関わる不正の無い社会。 ★無意味なマネーゲームの無い社会。 これらは、全てのお金をコンピュータでしっかり管理すれば充分に可能です。 今までは、何にでも交換可能な「万能な媒体」である「お金」が利用されていました。 しかし、「万能な媒体」は一見便利ですが、暴走し易いです。 この「お金」をコンピュータで一元管理し、 何れは、「お金」自体を無くしてしまおうというのが夢主義社会です。 資本主義社会の終焉というよりも、お金の役割が終わろうとしているのです。 お金は、簡単明瞭です。ですから、だれでもが利用できます。 その結果、グローバルマネーにより、世界を一つにできました。 世界を一つにできた事で、お金の役割は終わったのです。 役目を終えたお金をいつまでも使っていると、副作用が出てきます。 お金は、簡単明瞭です。このため、暴走し易いです。 グローバルマネーが暴走を始めると、個々の国では、対応できません。 従来の金融政策では役に立たなくなっているのです。 いきなりお金を廃止することは出来ませんので、 まずは、全てのお金の流れをコンピュータで管理します。 現金を廃止して、銀行口座から口座への移動のみとします。 現金廃止により、新しい税制、新しい金融政策が可能になります。 さらに、犯罪の防止、経済の効率化になります。 私の案を本「夢主義社会」にまとめました。 従来の発想を180度覆す大胆な案(非常識な案、極端な案)を並べて見ました。 私の本を叩き台にして、皆様が新しい社会構造を考えるきっかけになれば、幸いです。 |