トップへ  【虹色夢伝説】SF熱血美少女ファンタジー物語 Act.29  戻る   
★レインボー ドリーム エンジェル編

巨大隕石は、太平洋に落ちる予定との事で、
人々は、地球の裏側へ移動を始め、混乱しています。
巨大隕石が落ちれば、一瞬で、地球全体が高温の爆風に包まれるので、
どこに逃げても無駄という話がありましたが、
人々は、少しでも可能性を求めて、混乱しています。

混乱の最中、突然、上空に巨大な神様が現れました。
神様
「私は、地球の神です」
「私は、皆さんの心に、直接話し掛けています」
「人類よ、助かりたいならば、手をつなぐのです」
「全ての生命が手をつないだ時、レインボードリームエンジェルが現れ、地球を救うでしょう」
「人類よ、足元を見なさい。他の生命たちは、既に手をつないでいますよ」

足元を見ると、犬や猫、カラス等が、手をつなぎ、連なっています。
その連なりは、あちこちにあり、どこまでも続いています。
海辺では、カメ、カニ等が手をつなぎ、海中へと続きます。
海中では、魚たちが手をつないでいます。

生命の連なりは、地球を何重にも、覆っています。
エンジェルたちも手をつなぎました。
端っこになったユキは、手をつなぐ相手を探していました。
そこへ、神様の声で「私と手をつなぎましょう」と呼び掛けられました。
ユキは、神様の声に喜び、手を伸ばすと、
そこには巨大なゴキブリ女王がいました。

ユキ「エッ!ゴ・キ・ブ・リ」
思わず手を引っ込めようとしたのですが、
ゴキブリ女王「ごめなさい。躊躇している時間は無いの」
ゴキブリ女王は、引っ込めたユキの手を強引に掴みました。

手をつないだ瞬間、
虹色の光の輪が、生まれ、大きく広がります。
虹色の光の輪は、世界各地で生まれ、どんどん広がります。
虹色の光の輪は、地球全体を覆い、地球をグルグル回り始めます。
幾重もの虹色の光の輪は、やがて一つになり、地球をグルグル回り始めます。
その中から、巨大なレインボードリームエンジェルが現れました。

レインボードリームエンジェルは、巨大隕石を受け止めました。
レインボードリームエンジェルの手の中で、巨大隕石は、赤ちゃんの姿になりました。
巨大隕石は、星の赤ちゃんだったのです。
そして、レインボードリームエンジェルは、巨大隕石を再び宇宙へ放ちました。

この状況を、月から見ていた集団がいました。
バニーを含めた月星人たちです。

バニー「皆さん、今日はお忙しい中、御集まり頂き、ありがとうございました」
「もしもの時には、私たちの力で、地球を助けなければと思い、集まって戴いたのですが、
ご覧の通り、地球の皆様は、自分たちの力で、危機を回避しました」

他の月星人の中から声がした。
「バニーは、怪しい宇宙人(ミスターX)に壁ドンで説得されただけでしょう」

バニー「ウッ!見ていたんだ」
バニーは、話を反らし、
「それでは、今から、地球の皆様の成長を祝い、餅つきをしたいと思います」
「お急ぎでない方は、参加願います」

月星人たちによる盛大な餅つきが始まりました。
月星人たちが餅をつく度に、虹色の光の輪が、生まれ、大きく広がります。
その様子は、地球からも見えました。

      


「レインボー ドリーム エンジェル」


※このアニメの画像は、Poser(3Dアニメーションツール)で作成しました。

<Poser素材情報>
フィギュア: DAZ3D Aiko 3, BelBel, テライユキ
髪: DAZ3D Aiko3Hair
衣装:A3Collection By Yamato氏
地球:Home Planet 

Poserでアニメーションで様々な動画をお楽しみ頂けます。