自分の欲望より、人類の未来

人は、長く生きても、百年程度です。
その間に、個人的に、どんなに楽しい思いをしても、人類の未来には、関係ありません。
目先、誰かが、お金や権力を得ても、その事は、人類の未来に関係ありません。
むしろ、お金や権力を、私利私欲のために使ったならば、人類の未来には、マイナスになります。
でも、生きている間に、「人類の未来に役立つ行動」をしたならば、
その行動は、価値あるものとして、人類が存続する限り、永遠に生き続けます。
「人類の未来に役立つ行動」、これが、本来の夢です。
人類の未来にゴールがなく、永遠に続くように、夢にゴールはありません。
まずは、夢に向かって一歩、歩き出すことが大切です。
「夢に向かっての一歩」、それが、「人類の未来に役立つ行動」です。
逆に、「お金や権力がほしい」、「楽しい思いをしたい」、というのは、人類の未来と関係のない欲望です。
欲望は、自分のためです。
そして、その自分は何れ年老いて死にます。
欲望は、自分が生きている間に実現しなければ価値がありません。
自分の欲望を実現するために、手段を選ばず、周りの人を犠牲にし、
さらには、人類の未来をも犠牲にして、達成しようとします。
その人が死んだ後、残るのは、犠牲になった人たちと、犠牲になった人類の未来です。
愛と夢の略図

 
夢主義社会」は、300年後の理想社会を考えます。

夢主義社会:偽りの夢=欲望

夢と欲望は違います。
欲望は、「偽りの夢」です。
夢は人類の未来のため、欲望は自分のためです。
一般的に、「自分がやりたい事=夢」と考えられているようです。
でも、自分がやりたい事は、2種類に分けられます。
1.自分が人類の未来のためにやりたいこと:夢(社会貢献)
2.自分が自己のためにやりたいこと:欲望(自己中心的)
「自分がやりたい事=夢」と表現すると、良い事のように感じますが、冷静に考えると、
単に自分の欲望を追い求めているだけで、「偽りの夢=欲望」であることが多いようです。
豊かな社会では、人類の未来は安泰であると考えられ、人類の未来のためを考えて行動する人が減ります。
逆に、自己のためを考えて行動する人が増えます。
結果、欲望社会(悪の社会)になります。
今の社会では、個人の欲望に応える商品やサービスが良く売れるようです。
今の資本主義社会は、欲望を原動力にして栄えた社会です。
欲望を原動力にしているため、争いや犯罪が絶えません。
欲望は、争いを生み、破滅に向かうのが、自然の摂理なのです。
最近、世界各地で経済格差への抗議デモが行なわれているのは、破滅の兆候なのです。
偽りの夢=欲望
「夢は大切」と言う人は多いのですが、夢と欲望を勘違いしている人が多いように思えます。
自己中心的な、小さな愛ではなく、理性を加えた、大きな愛で、より良い人類の未来を願う心「社会貢献」が、夢です。
人類の夢は、「より良い社会を、未来に残すこと」であるはずです。
個人の夢も、根底は同じはずです。
理性を持たない人間にとって、「社会貢献」という言葉は、到底理解できないものです。
従って、理性を持たない人間にとっての目標は、欲望でしかありません。
理性を持たない人間が、時たま使う「社会貢献」や「夢」という言葉は、
その真の意味を理解している分けではなく、
その言葉を使うことで、「自分の行動を正当化できる」ということを知っているに過ぎません。
夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。

夢主義社会:愛と夢の方程式

「自分の夢のために頑張ろう」という声をよく耳にするのですが、
欲望を、夢と勘違いしている人が多いようです。
この結果、私利私欲のために頑張る人が増えました。
そして、悪い事をしても、「自分の夢(欲望)のために頑張って何が悪い」という事になるようです。
夢は、人類の未来のため、
欲望は、自分だけのためです。
分かり易くするために、方程式を作って見ました。
※足し算と引き算だけです。
「愛と夢の方程式」
方程式では、各項目の定義(意味付け)が必要です。
:子孫保存の本能
知性:探究心、創造力、考察力
理性:社会貢献を重視する感情
:より良い人類の未来を願う心
の方程式>
知性欲望
※愛(自己中心的な愛)に知性を加えると、欲望になります。
理性知性
※愛に理性を加えて、社会貢献的な大きな愛にした上で、知性を加えると、夢になります。
理性欲望
※夢を手にしても、理性を失うと、欲望になります。
※夢のために頑張って、多くの金を得た結果、金の亡者となり、我を忘れて理性を失い、欲望に走ったケースです。
人は、今どんなに苦しくても、未来を信じる事ができれば、頑張る事ができます。
政治には、目先の政策の前に、未来のビジョンを示して頂きたいです。
未来のビジョンが無いと、
現状の空気に流されて、未来を見失います。
<日本の未来像(ビジョン)の案>
■現金の廃止。電子マネーやクレジットカードで支払い。
 ※最終目標は、お金の廃止です。
■インターネットによる直接民主制
■インターネット上での裁判
■医療は、ネットで診断して、自宅治療が基本
■移植医療から再生医療に転換
■自動車産業から二足歩行ロボット産業に転換
■自衛隊は救助隊に転換
 ※敵も見方も傷付けず、何も壊さず、守りに徹した装備を自主開発
■全ての人間の行動を、監視カメラ等で監視して真実を記録
 ※真実がわからない状況での裁判は無意味です。
■懲役刑や死刑を廃止、首輪を付けて一般社会で強制労働や臓器提供の刑を課す。
 ※人は使い方次第で、いくらでも有効活用できます。
 ※懲役刑や死刑はもったいないです。
■大電力を必要とする工場は、宇宙へ移転
 ※道路や鉄道は不要です。必要なのは宇宙への道です。
夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。

愛と夢の略図

夢主義社会:夢は理性

あなたに、夢はありますか?
その夢に向かって歩いていますか?
その夢がどんなに遠いものでも、その夢に向かって歩いているならば、それは幸せだと思います。
あなたは、子供の頃持っていた夢を覚えていますか?
あなたは、何故大人になりましたか?
自分の夢を自分の手でかなえるために、大人になったのではないでしょうか。
私は、子供の頃、早く大人になりたいと思っていました。
大人になって自分の夢を実現させたいと思っていました。
他の皆様も同じではないでしょうか。
でも、大人になった頃には、自分の夢を忘れてしまう。
そして、「大人になる事は、夢を捨てること」
と考えている人も多いのではないでしょうか。
大人だからこそ夢を持って生きてほしい。夢に向かって歩いてほしい。
夢は、かなえる必要はありません。目標に到達する必要はありません。
大切な事は、一歩でも良いので、夢に向かって歩き出すことです。
その一歩が、人類の未来につながります。
人は一人ではありません。
自分で夢を叶えることができなくても、
その夢が真に夢ならば、必ず誰かが引き継いでくれます。
夢は、人から人へ、世代を越えて、引き継がれるものなのです。
今は、自分にできる事を、できる範囲で、歩めば良いのです。
夢主義社会」は、300年後の理想社会を考えます。

夢主義社会:愛は本能

自己にとって価値あるものを、大切にし未来に残したい気持ち(子孫保存の本能)
人に限らず、全ての生命は、子孫保存の本能を持っています。
子孫保存の本能を持たない生命は、途絶えてしまいます。
まず、自分自身の子孫を残したいと考えるならば、一番大切なのは自分自身の存在ということになります。
(自己中心的な愛)
しかし、自分の子孫を残すには、自分や自分の身近な人を大切にするだけでなく、
周りの環境も良くしなければなりません。
自己愛→子供への愛 → 地域愛 → 母国愛 → 人類愛 → 自然愛 → 地球愛
小さな狭い愛 → 身近な人を幸せに! 他の人を不幸に! 争いの元!
大きな広い愛多くの人を幸せに!
大きな広い愛で、人類の未来を考えるのが、「夢主義社会」です。

夢主義社会:愛と夢

愛は、本能
夢は、理性
自己中心的な、小さな愛ではなく、理性による、大きな愛で、より良い人類の未来を願う心が、夢です。
人類の夢は、「より良い社会を、未来に残すこと」であるはずです。
個人の夢も、根底は同じはずです。
「より良い社会」とは、「全ての人が自由であり、夢を持ち、その夢に向かって歩ける社会」だと思います。
このためには、社会構造を根底から変えることが必要です。それが、革命です。
愛と夢の略図

夢主義社会」は、300年後の理想社会を考えます。