植物は、成長期の最後に、成熟の証しとして、花を咲かせます。
人間社会でも、振り込め詐欺等の行為は、
舌先三寸で商売を行う人間が多い現代社会の中で、
悪意が凝縮されて花開いた「悪の花」と言えないでしょうか。
つまり、詐欺行為は、一般社会で行われている行為と全く異なる行為ではなく、
一般社会で行われている行為の延長線上にあると考えられます。
たとえば、会社の中では、
上司の御機嫌を伺いながら、要領良く振舞うことで、上司に認めてもらおうとします。
また、部下に対しては、「俺は偉いんだ!」「俺は正しい」「おまえは間違っている」と、
大きな声で一方的に主張することにより、自分の立場を維持しようとします。
これらの行為は、会社の中で一般的に行われている行為ですが、
舌先三寸で利を得ようとする詐欺行為とも考えられます。
政治でも、悪の花が咲いた感じです。
加計学園、森友学園の問題は、氷山の一角で、
アチコチで、悪の花が咲いていると思われます。