昔は愛と夢、今はお金と欲望

昔の日本は、愛と夢があった。
今は、お金と欲望です。
「欲望=偽りの夢」です。

最近、自殺や無差別殺人が増えています。
詐欺や窃盗も増えています。大企業の不正も増えています。
資本主義での競争の中で、自分(理性)を見失ったのでは?

少子高齢化は、自然現象ではありません。
政府が、お金の論理を優先した結果、子育ての余裕が無くなったのです。
お金優先で、愛が無くなったのです。

昔は子沢山の家族が多かったです。
それは、日本の未来を信じていたからです。
逆に今は、未来を信じられなくなったから、子供を産まないのです。

教育改革は、混乱を招いただけでした。
おそらく、経済界の要望で、企業に都合の良い人材を作ろうとしたのでしょう。
でも、それは企業に都合の良い道具としての人材であり、
自由な発想(応用力)に欠けています。
経済成長に必要なのは、学問の自由です。

夢を実現するために、大学に行くという話もありますが、
学歴社会で、大学卒が、就職のための肩書になっています。
単なる肩書では、夢につながりません。

ノーベル賞も、米国在籍の人が多いです。
日本国内では、研究を続けられず、米国に出て行くのです。
ノーベル受賞者を生み出した、昔の大学教育に戻すべきです。

安全保障環境の悪化も、防衛力強化したい政府が、
対話を止めて、圧力一辺倒の政策を進めたからです。
防衛に予算を回した結果、インフラ整備が疎かになり、
災害を大きくしています。

昔の日本は、平和憲法に基づき、全力で平和外交を行いました。
その結果、平和の中で、高度経済成長を成し遂げたのです。
今の日本は、平和の大切さを忘れ、戦争できる国に向かっています。


岸田総理は、「新しい資本主義」と言っていましたが、
資本主義は限界に来ています。
資本主義に変わる「新しい社会構造」を考えるべきです。

お金よりも、夢が大切であることは、誰もが感じているでしょう。
でも、資本主義社会では、お金が無いと生きていけない。
この結果、夢を忘れて、お金儲けに向かう人が多いようです。
そして、お金儲けが、夢だと勘違いしてしまう。(偽りの夢=欲望)

本来、夢は人類の未来のためです。
逆に、お金儲けは、自己中心的な欲望であり、人類の破滅につながります。
地球温暖化は、その最たる結果です。

つまり、資本主義という社会構造が間違いなのです。

夢が大切ならば、夢を大切にする社会構造にすべきです。
それが、「夢主義社会」です。

一人一人が、夢(人類の未来)に向かって歩んでいれば、
自ずとより良い未来に向かいます。


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